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「諦めない」という名のチカラについて 

いま筋トレしてまして。去年の7月ぐらいから。で、10キロ減量です。痩せました??って会う人に気づいてもらうぐらいになって。ま、髪も短めにして小顔に見せようという小賢しい部分もあります(笑) あ、ちなみにこの写真は数十年前の詐偽ってるものです。

筋肉をつける、体質を改善するにはやっぱりトレーニングって必要ですよね。あと日々の意識の問題とか。それで結果として筋力がついて痩せていったり。なんでもそうですよね。勉強でもスポーツでも音楽でも。何もやらないと、何の力もつかないし変わらないという。

で、筋肉とかと同じように、「諦めない」ってことも実はチカラの一つなんじゃないかって思うんですね。そしてトレーニングでその力を身に着けることができるんじゃないか、というのが自分の経験上、感じていることです。


01 イメージすることの大切さ

すべて正直に話しますが、私がいまの大学で職を得たのは、38歳の時でした。38ですよ38。もうすぐ40歳という、そんな年齢です。じゃ、そこまで何をしていたかというと、「非常勤講師」というやつですね。いくつかの大学で授業を掛け持ちするんですが、要するにアルバイトです。もう生活できるようなレベルの収入じゃないんです。かなり厳しい状況でした。お笑い芸人の下積み時代の話とか、とても他人ごととは思えなくて。なので、38歳であっても「常勤」になれたというのは、自分としてはもう、宝くじに当たったようなものだなとも思います。

そんな状況で、どうして耐えられたのか?というと、いろいろ理由はありますが、その一つが「諦めなかった」ことかなと思ってます。諦めきれなかった、という面もありますが。どうしても大学で教員として生きていきたかったんです。別に偉くなりたいとか、全然そんなんじゃなくて。研究を続けたいということもありましたが、「大学で教育に関わりたかった」ということの方がはるかに大きかったですかね。

非常勤講師として、いくつかの大学で授業を担当していると、学生は私がアルバイトの非常勤講師かどうかの区別はつかないんです。だから「先生、ゼミないんですか?あったら入りたいんですけど」とか、「先生の授業、面白かったです!」とか、まぁもちろんお世辞もありますけど、言ってくれるんですね。シンプルに嬉しかったですし、真に受けてました(笑)

「こういう子たちと一緒に学んで、彼らの成長を見守っていけたら…」

ただただ、それだけが自分を支えていました。どうしても、その仕事に就きたかった。だから諦めなかったし、諦めたくなかった。

たまたま運が良かった、とも思うのですが、でもチャンスが転がり込んできたことは確かです。そして、今があるわけなので。

02 諦めないためのトレーニング

「諦めない」ためには、「どうしてもこうしたい」、「どうしてもこうでありたい」っていう、かなり強い想いがベースとしては必要じゃないかと。でも、なかなか続かないじゃないですか、そういう気持ちって。やり方は人それぞれだと思いますが。私はこうでした。

イメージすること。できる限り強く、そして具体的に。「こうでありたい」と思う姿を、あいまいじゃなく、相当程度、クリアなビジョンとして頭の中に思い浮かべること。そして、その映像の中に自分がちゃんと不自然さもなく存在できているかどうか。そこで発揮する力、発揮できる力を自分が持っているかどうかも大事で。その力が全くなければ、イメージすることは難しくなります。単なる「夢物語」でしかなくなってしまいます。

「いま」の延長線上に未来があって。現在地から、線のように伸びた先にあるのが、強くイメージされたビジョンだと思うんですね。だからこそ「いま」を全力で全開で生きる。どんな状況であれ。そうじゃなきゃ叶わないって思って、必死で生きてました。しんどくて、しんどすぎる日々を過ごしていましたね。とんでもなく深い井戸の底で、「絶対にここ這い上がれないだろ…」っていう絶望のなかで、それでもそう思い続けていました。這い上がりたいなら、「いま」を全力で生きろと語りかけて。

03 それでも苦しい時

とはいえ、魔物みたいなものが定期的に襲撃してきます。「お前、ヤバいんじゃないの…」、「まだ間に合う、ほかの道を探した方がいいって…」。こういうの、すべて自分の内面から沸々と湧き上がってくる声です。結局、他の誰かが言ってるんじゃなくて(言ってくる場合もありますが笑)、自分自身の心の奥底にある恐怖心からくるものなんだと思います。

もう戦うしかないんです結局。そういう「内なる声」と逃げずに向き合って、「対話」するんですよね。何度も何度も、何度でも。そして最後、「それでもやっぱり諦めたくない」って気持ちが、ごくごく僅かでも勝ったなら、もうあとは気持ちを切り替えてフルパワーで日々を生きる、という方向に進んでいくんですね。少なくとも私はそうしていました。

私は、夢を持って、夢に向かって生きる人が好きです、とても。諦めて欲しくないと。冷やかされたりバカにされたりするかもですが、その夢が強いならば、周りの声に惑わされず、「自分」を貫いて欲しい。それはとても難しいことでもありますが。

私にもいま、また新しい夢が生まれつつあります。そこに向かって、再び戦っていこうと思います。自分の内なる声にも。そして、絶対に勝つという気持ちでいます。かつて乗り越えることができたように。

ということで、ちょっと重めの内容でしたが(笑)、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※なお写真はガリガリに痩せてしんどかった時代の懐かしい写真です(笑)


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