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相田みつをさんの詩に心震わす

今日は音楽以外の話を書こうと思います。

相田みつをさん。

普段あまり詩を読むことはないのですが、引き算の美しさと言いますか、核の部分の芸術のように感じます。なので想像力を存分にかき立てられますね。一言一言に込められた背景がとても美しい。

引き算の美しさというと室内楽もそうです。が今日は詩の芸術の話を書こう!

そういえば大分前に夫と相田みつを美術館にいって感動し合ったなあ。

好きな詩があります。

その時の出逢いが              人生を根底から               変えることがある              よき出逢いを

夫との出逢い。我が子達の誕生での出逢い。愛する師匠との出逢い。友人仲間達との出逢い。両親との出逢い。

父と母を選んで生まれてきたんだと信じているんです。ちゃんと最初から、自分でこの人生を選択したのだ、だからこそ精一杯悔いのないように本心に素直になって生きていきたいと、毎日考えています。

しみじみ、よき出逢いに恵まれてきたなあ…感謝しきれないくらいです。みんな、ありがとう。

もう一つ、心に刻んでる詩です。

『あなたがいるだけで』           あなたがそこに  ただいるだけで  その場の空気が  あかるくなる           あなたがそこに  ただいるだけで  みんなのこころが  やすらぐ            そんな  あなたにわたしも  なりたい

『あなた』が私の中にはっきりと存在していて、あなたを目指したいのです、と天に向かって叫んでいます。

〈そこにただいるだけで〉私もプラスそこに音楽を付けたいです。あ、欲張り。でも目指したい。

その場の空気が明るくなる・みんなのこころがやすらぐ、ただただそんな存在になりたいし、まるで清流みたいに癒したり浄化する、そんなピアノの音色を奏でたい。

結局、音楽の話になっちゃいました。

詩って儚げなイメージがあるのですが、でもそれでいて骨太さも感じるし、核をズンと伝えてくるのでハッとさせられたり、時にガツンと殴られたように衝撃や気付きもあったり。とにかく想像力がものすごく広がりますね。

米津玄師さんが宮沢賢治の【春と修羅】を覚えるくらい読んで大好きだと話していたので買いました。があまり読み進められていないので、じっくり詩の世界に浸る時間をとりたいなー。想像力を耕さなくちゃ。

あと漫画の【海獣の子供】も買っちゃった。早く読みたい!

文学はやっぱり良いものですよね。日本語の美しさを再確認出来ます。




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