願いの成長

七夕は毎年どこかの笹に短冊を付けて
願っている

読者の皆様は何を願われるだろうか

別にどこと毎年決めているわけでは無いが
スーパーだったり駅だったりショッピングモールだったり
見つけると何が書いて下げている

去年は湯島の駅前で笹が設置してあって願い事を書いた
たしか仕事で今のラインが新体制になり上手くいくようにと
結果上手く行ったわけではないのだが
自分でも思い返すと自分事以外を願いに書いているのだ
意外だ
早く結婚したいとか
早く転職したいとか
オリンピックの開会式当たれとか
色々あるだろうに
仕事のこと、そして周りが上手くいくことを願っていた
今年も短冊に書くとしたら
一刻も早くコロナが収まって皆が日常を取り戻せますようにと願う
日々緊張感が絶えなくて
日常の行動に制限があって
人にも気軽に会えない
病院も大変な状態
早くこの状態から脱したい
自分も周りもいつも通りになりたいだけなのだ

いつからかこうしてあたしは
自分の願い事から周りの事に対しての願い事を思うようになった
きっかけは別に無いが気付けばそうなっていた
しかし最近分かってきたのは
本当に穏やかな日々や幸せ、成功は
自分1人では起こせなくて
周りの環境、協力が不可欠なのだという事だ
相手が上手く動くと自分もやりやすい
全体が上手くいくと自分も動きやすい
やっと自分が会社や社会の一員であると自覚できてきたのかもしれない

自分の願いはもちろん叶えたい
でも周りへの願いはもっと大きな願いになる
自分1人では叶わない大きな願いを実現させたい

気が付けば願いが成長している
いや、あたしが少し大人になれたのかな


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