マガジンのカバー画像

『エッセイのまち』の仲間で作る共同運営マガジン

4,247
メンバーシップ『エッセイのまち』の仲間が見つけたステキなエッセイを保存しています。メンバーの方は、他の方、もしくはご自身のエッセイを自由に追加してください。(エッセイ以外は掲示板…
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

働いている人に共感できちゃう素敵な取組み!(みんなの星野リゾートnote)

《連続1785日目!》 最近、noteの中で、「凄くいいなあ」って思える取組みがある。 個人の方ではなく企業の取組みなので、(勝手に)紹介していいものかわからないけれど・・・ みなさんにも知ってほしいので、思い切って記事にしてみました~ ⭐️星野リゾートで働くみなさんのnoteが面白い その取組みをやっているのは、あの有名な星野リゾート。 星のや・界・リゾナーレなどラグジュアリーなホテルを運営していて、最高のおもてなしやその土地でしかない特別な体験が、日本だけでなく

日本で1番安く食べられるおにぎりを探すのだ

《連続1782日目!》 高級おにぎりがブームになっている。 おにぎり1個300円~400円と聞いても以前より驚かなくなった。 たしかに、握りたてのおにぎりを様々な趣向を凝らして出してくれるおにぎりには、その価値があるのだろう。 最近では、海外からおにぎり目当てで観光客も来ることもあるらしい。 でも、ちょっと待って欲しい。 おにぎりは、古来から庶民の食べもの。 お気軽に買えて食べられることこそ、おにぎりの醍醐味じゃないだろうか。 ということで、今回は「1000のおむすび

ブームの兆し!東京で食べられる本格的な「台湾おにぎり(飯糰ファントァン)」5店を巡る

《連続1783日目!》 みんなより、少し早く知っておいて良かった。 そんな、おにぎりになるかもしれない。 甘辛く似た豚肉のどんぶりである魯肉飯(ルーローハン)や、豆乳のスープの鹹豆漿(シェントウジャン)など、日本でもよく食べられるようになった台湾グルメ。 その台湾グルメの中で、今いちばん注目しているものがある。 それが… 「台湾おにぎり」こと、飯糰(ファントァン)だ。 日本ではあまり聞いたことがない名前だけれども、台湾ではポピュラーなメニューになっていて、朝食屋台な

E146: いつもおんなじこと言う

「え? もう5月も終わり? この間年が明けたと思ったのに、もう5ヶ月も過ぎちゃった。早いね」 こういう感じの会話。笑 大人たちがよくこういう類の話をよくしていたけれど、 小さい頃や、若い頃は、 (そんなにあっという間に過ぎるわけねーだろ!) (この人たち、また同じような話してるよ…) (何回同じ会話すれば気が済むんだろう?) あの頃は、少し冷ややかに 呆れるような、不思議な思いで聞いていた。 さて、そんな私が 大人になり、おじさんになり… あんなに冷ややかに、不

日曜日のカップ焼きそばと、きょうだい3人の隠しごと

ざく切りキャベツをビニール袋へガサっと入れて、ごま油と塩昆布を混ぜてモミモミするだけ。 この簡単な一品を、わりと夫が喜んでくれる。 最近、我が家の料理に塩昆布が登場するのは、この副菜を作る時くらいだ。子どもたちが巣立ち、おにぎりを握る機会が減って、塩昆布をあまり使わなくなった。 焼き海苔やふりかけも、お弁当を作らなくなったので活躍の場がほとんどない。 それでもそれらを常備しているのは、おそらく実家の食卓にいつも「朝ごはんのおとも」が置いてあったからだと思う。 実家のダイ

E145:切なさを感謝に変えて…

(今度何か、決定的なことがあったら、この店に通うのはやめよう) 私は密かにそう決めていた。 決めておいて、矛盾しているが、できるだけその日が来ないことを、心の中で祈った。 近所のお店。 おばちゃんが1人店番している。 そのお店に、私は約20年通い続けた。 おばちゃんと他愛もない話をするのが好きだった。 天気のこと。 体の調子のこと。 晩御飯のおかずのこと。 あれ?昨日おばちゃんと何話したっけ? 次の日にはさっぱり覚えていない。 そのぐらい、どうってことない話題で、

あこがれの世界で終わらせたくないから、書く仕事に手をのばす

「書く」を仕事にしている人たちは、ずっとあこがれの存在だった。 思いかえすと、それは子どものころから感じていた想いなのかもしれない。 小さいときから本が好きだった。物語の登場人物に感情をゆだねて、思いがけない展開に一喜一憂しては、心が空っぽになるくらい世界観に没入する。 特に小説は文字だけで構成された世界なのに、どんな映像作品よりも集中して物語を追いかけることができた。ひとたび夢中になると、結末をその目で見届けるまでは眠れなかった。 それから大人になっても、活字に抵抗

そこに金華山があったから

3ヶ月ほど前のお話。 屋久島以来の山登りをしてきた。 👉屋久島の記事はこちら …いや、正確には気がついたら山を登っていた。そこに山があったから。 ってわけではないが、天気もいいし、久しぶりにロープウェイで金華山登って、山頂にいるりすを愛でてこようかな〜くらいの軽い気持ちで電車に乗った。 ちょっぴり長くなるけど、山頂からの景色や可愛いりす、ハートの石の写真もあるから、ぜひ最後まで読んでくれたら嬉しい。  ▶️what's アユカ? 名古屋から20分くらいゴトンゴトン

E144:今日も無心で卵焼き

卵焼きを作っている時、無心になれる。 たとえ途中で失敗しても、最後にそれなりの形になれば、それで成功である。 そういうところも含めて、私は卵焼きが好きだ。 甘い卵焼き、塩味の卵焼き、出汁の効いた卵焼き… 各家庭に、それぞれの卵焼きの味があって、 みんな好みがバラバラなのが、またいい。 いろんな人の作った卵焼きを食べたけれど、 やっぱり、結局、母が作ってくれた卵焼きに戻ってくるのかもしれない。 自分が作る卵焼きは、やっぱり母や祖母の作る卵焼きにどこか似てくる。全然勝てな

E143:駅のベンチで糸切れる…

「学校に行きたくない日があってもいいと思うよ」 私がこんなことを言うと、普段の私を知る人がとても驚いた顔をする。すごく意外なのだそうだ。 「2〜3ヶ月に1回くらい」なら、そんな目くじらを立てなくてもいい、と私は思っている。 私だって高2以降、駅のベンチで3ヶ月に1回くらい 「整っていた」のだから。 サウナで最高に気持ちいい状態になることを「ととのう」と言うそうだ。あの日、駅のベンチでまさにそんな顔をしていたような気がする。 ………………………… 今思い返しても、明確

Googleフォト、写真のなかに写らないあの時間は記憶になってゆく。

スマホとか持ってしまうと、写すという ことの負荷がほとんどないので ひたすら撮ってしまうようなところが あるけれど。 これはほんとうに、素人なんだろうなって 思う。 反射神経的に撮ってしまう。 記録と記憶をアプリに頼ってしまう。 そうやってわたしにも莫大なフォトライブラリが増えてしまって。 整理するつもりで、削除する画像をみつけようと。 なにげなく検索ボックスでそれをやってみることにした。 断捨離フォト編ぐらいのつもりで。 確かにその時は、思っていたのだ。

E142:結局、誰が悪い?

普段とても温厚な女性の先輩が、 朝からちょっと機嫌が悪かった。 「もう、源太さん聞いてよ! 昨日は気分悪かったのよ!」 珍しいなと思った。とても穏やかな人だから。 「源太さん、例えば電車の中で小さい子と目があったらどうする?」 (あ、なるほど! なんとなく先が読めた…) と思ったが、あえて何も言わなかった。 「うーん。どうしますかね? 先輩はどうされたんですか?」 はっきりと質問には答えずに、その先を聞いた。 「私ね、小さい子と目が合ったから、ニコッと笑ったんよ。

のぼせるまで褒めてみて

しばらく前から、双子の娘たちとお風呂に入ったとき、湯船でゲームをしている。 「いいところ10個いっちゃおうゲーム」である。その名のとおり、お互いのいいところを10個、挙げる。 たとえば、長女のいいところ。 「長女ちゃんは優しいよ!」 「お絵描きが上手よね!」 「字がきれいなところ!」 「脚も速いよね!」 「挨拶がちゃんとできる!」 「まじめなところ!」 「折り紙でなんでもつくれるところ!」 「髪の毛がくるんとしててかわいい!」 「おやつのとき、ママにお菓子をわけてくれた

note創作大賞に向けて今やるべきこと。これからやるべきこと。

《連続1780日目!》 闇雲に取り組んでも、それは独りよがりなものを生み出すことになってしまうだけ。 相手を知ること。 相手が何を求めているかを見極めること。 そのベースを元に物事に取り組んだ方が、絶対に結果へつながる。 「物事を進める前に、いったん俯瞰して見てみよう」 これまでのいろいろな経験の中で、自分なりに生み出した答えというか、常に心がけていることである。 現在、「販促コンペ」というマーケティングや広告の業界ではよく知られているコンテストが開催されている。