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男女共習 ダンス#19


 今年もこの時期がやってまいりました。そう、ダンスです。やだ。大先輩のおかげでうちの学校のダンスの授業ではダンス発表会をするほど盛んです。ダンスの授業では自分が今の学校に赴任する前から男女共習でした。その点はすごい。いやその点もすごい。まぁ置いといて。


 今年も昨年も同じ流れで1年生に授業をしています。ということで、ダンスの授業を構成したのは、昨年です。ダンスの授業を考える時にいろいろ調べている時に出会ったのが、

「リズムダンスふれあいコンクール」

 TBSが企画しているコンクールで、毎年、課題となる規定曲が配信されて、且つ、練習動画もYou Tube で配信されている点に惹かれました。昨年の規定曲がスカイピースの「You can do it!!!!!」だったのでそれをそのまま採用しました。これをアレンジして簡単にして、授業での課題曲としました。


https://youtu.be/rZiFtMkr9K4

授業構成

 授業の構成としては、課題曲と自由曲の二つに取り組んでいきます。自由曲が決まるまでは、課題曲に注力していきます。また、ダンスでのグループは教室での生活班を軸に動いていきます。うちの学年は1クラス8班構成です。

1時限目

ダンスの授業の導入です。
 w-upでは適当な曲を流していきます。昨年はEXILEの踊りやすい曲を流しながらステップを取り入れていましたが、今年は自由曲の候補曲を使いました。どちらでもOKだと思います。

取り入れたステップ

①サイドクロス
②ボックスステップ
③前キック&下パンチ
④横パンチ

 出来具合を見ながら、1つのステップを結構長めにやると、うまくいきました。初めのステップで「できる!!」となるとその先が結構楽なのかなと感じます。なので、初めの授業でどれだけ楽しく踊るかが大事かなと思います。あと、上の名称はボックスステップ以外は自分で言ってるだけなので、正式にはなんていうか知りません。

「踊ってみる」⇨「楽しい」⇨「踊れる」⇨「楽しい」⇨「みんなで踊って楽しい」

 って状態ができれば、難しいダンスでもできるようになります。なので一番最初の授業の雰囲気が大事。逆に難しそうと思ったり、できなくて動けない生徒に怒ってしまうと「やりたくない」「失敗したくないからやらない」「恥ずかしい」になってしまいそうで、初めの授業は特に気を使うし、うまくいくか、不安でしたかないです。

 w-upとはいえ、結構な時間をかけて、4つのステップができるようになると、課題曲の冒頭、30秒ほどがすでに踊れるようになります。そこで少し踊れると「あ、結構できる!」につながり、それが楽しいにつながっているんじゃないかなと思います。

2時間目

 2回目の授業からはペアになってのダンスです。ここからは班での活動になります。前のステージに授業者が立ち、踊りやすいように班ごとに広がっていきます。文章だとわかりにくいですね・・・。

  w-upで前回のステップの復習をしてから、課題曲のソロの場面を踊っていきます。ペアダンスのところは曲を流す前に、カウントでゆっくり踊ります。大きな動きなので、動きがわかれば、曲に合わせること自体は簡単でした。あとは、
①曲を流して、授業者が正面を向いて踊る。
②曲なしで班で教えあい。
③生徒と同じ向き(授業者は後ろむき)で踊る。

を繰り返していきます。注意していた点は全員が踊っているかどうかです。
できないのに回数が増えれば、生徒は意欲を失ってしまうし、回数が少なければ、練習量が減ってこれもまたできなくなって意欲が低下してしまうので、いい塩梅を保つのが難しかったです。

課題曲「You can do it!!!!!」 振り文章化

「ソロダンス」エイトカウントごと
①1〜8
ポーズ⇨手拍子⇨ポーズ
②1〜8
右ステップ⇨ポーズ、反転⇨歩いて指差しポーズ
③1〜8
パンチ&キック(前)
④1〜8
横パンチ ✖️4
⑤1〜8
ボックスステップ ✖️2
⑥1〜8
ボックスステップ ✖️2
⑦1〜8
サイドステップ ✖️2
⑧1〜8
前後ステップ ✖️2

「ペアステップ」


 



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