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朝のルーティンは心を整え、チーム力を深める!

弊社では、地域企業様のマーケティング・ブランディング支援や、営業支援ツールのご提供、WEB広告代行などのサービスを展開しています。人からユニークと言われる取り組みもしており、「朝のルーティン」もそんな取り組み・社内制度の一つです。朝礼は、社員のモチベーションやコミュニケーションを高めるために導入しました。今日のコラムでは、その内容と効果についてご紹介します。

インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 代表取締役 曽根田太郎
取材・執筆協力:中島宏明さん(ライター)


朝礼で社員の相互理解を深める

――ローカルパワーエンジンさんでは朝礼に力を入れているとお聞きしましたが、きっかけはあったのでしょうか?

曽根田:2023年から、毎朝10時に5~10分ほどの朝礼を始めました。きっかけは、朝弱い社員が多く、遅刻癖があり、メリハリが必要だと感じたからです。

朝礼を始めるまでは、仕事について社員同士が話をする機会はミーティングくらいしかありませんでした。ミーティングはできるだけ短く、必要な業務についての打ち合わせにしたいので、必然的に社員同士が他の人の状態や業務内容を十分に把握できていませんでした。
だから朝礼で、社員同士がお互いに情報を共有したり、お礼を言ったり、自分の考えを発表したりするようにしました。できる人は普段からやっていることかもしれませんが、人によって得手不得手があります。そこで、朝礼という仕組みとして、社員の相互理解やコミュニケーションを促すことにしました。

朝礼の構成は、以下のようになっています。

 ①会社のビジョンの確認
 ②仕事に関するクイズ
 ③ありがとうコーナー
 ④3分スピーチ

会社のビジョンの確認では、会社の目指す姿や在りたい理想像、ミッションやバリューについて話しています。これは、社員が会社の目的や方向性を常に意識するために行っています。同じ内容を確認するのですが、とても大切だと感じています。

仕事に関するクイズでは、自分の担当している仕事に関する質問を出します。例えば、「毎月ニュースレターをクライアント、ライターさんに送付していますが、何のために送付しているのでしょうか」というようなものです。これは、社員が自分の仕事に対する理解を深めるとともに、他の社員にも知識を共有するために行っています。

ありがとうコーナーでは、その日の担当が他の人へ感謝したいことを言います。普段はなかなか注目されにくい「バックオフィスの人にも光をあてたい」という思いから始めました。社員が感謝の気持ちを忘れずに、チームワークを高めるために行っています。

3分スピーチでは、社員が会社のフィロソフィーにまつわる体験談を話します。例えば、営業担当が担当の時は「先週、クライアントからお叱りのご連絡をいただいたけれども、その時の逃げずに対応した結果、お客様から逆に信頼されるようになった」というようなものです。社員が会社のフィロソフィーを実感し、自分の仕事に誇りを持つために行っています。

朝礼は社員が持ち回りで行っており、受注報告やお客様の声の共有もします。朝礼を通して、社員がお互いの人となりを理解できるようになったのではないかと感じています。
朝礼を始めて、フィロソフィーをベースに仕事をしてくれている人が増えた実感がありますね。


オフィスをきれいに使う意義


――それは素晴らしいですね。朝礼の他にも、掃除も毎朝されているのですよね。

曽根田:そうですね。オフィスの掃除は、清掃会社を入れず、みんなで行っています。デスクや床、トイレ、シンク、窓、照明など、オフィスのすべての場所を掃除します。これは、社員がオフィスをきれいに使うとともに、備品を大切に使おうという意識を育てるために行っています。

掃除をすることで、オフィスの環境が快適になり、仕事の効率やクオリティも上がると思います。本当は、オフィスの外も掃除したいですね。地域貢献をする会社ですから、オフィスの外もきれいな環境を整えたいです。

朝礼や掃除という朝のルーティンは、モチベーションやコミュニケーションを高めるだけでなく、社員の心を整えることにもつながります。社員が自分の仕事に誇りを持ち、会社のビジョンに共感し、チームワークを発揮し、お客様に喜んでいただく。
お客様の声をみんなで共有して、また仕事に誇りを持ってもらう。そんな良い連鎖や輪をつくっていきたいと思います。その積み重ねが、地域を元気にし、やがては日本全体も元気にすると思います。

この輪に加わりたいという方と、ぜひ一緒に仕事をしたいですね。

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