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【読書メモ】#27『具体と抽象』by細谷功

🏁結論🏁
『抽象化を制するものは思考を制す。』
抽象化なくしては生きられないが、抽象化だけでは生きにくい。
「抽象」と「具体」は常にセットで考え、その行き来が大切!!


📌ポイント📌
◆抽象化の視点(俯瞰する)
① 関係性や構造を捉える
・関係性を表現するためには「図解」にする。
⇒デフォルメ
☆枝葉を切り捨てて幹を見る!

② 共通点を探す
・抽象度の高い共通点を探す。
⇒一つ一つが違って見えるのは、全てを具体レベルで捉えているから。
抽象度をあげれば、「同じである」と捉えられる範囲が広がる
☆視野を広げることで、共通点は見つかりやすい。

③ 一方通行であることを理解する。
・具体と抽象の世界はマジックミラーで隔てられている。
⇒抽象側の世界が見える人からは具体側も見えるが、具体側から抽象側の世界は見えない。
・抽象化は一度手にしたら手放せない。
☆相手と自分の脳内で抽象化レベルが分かれていると話がかみ合わない!!


👀MyView👀
要するに物事を、ありのまま(具体)で捉えるだけでなく俯瞰(抽象化)して捉えることが重要。

抽象化は難しいイメージがあるが、実は昔から平等に学んでいたはず。
国語や数学。これらは本書にもある「数」と「言葉」⇒抽象化
数学は役に立たないことばかりだと思っていましたが、数学で使うさまざまな公式がまさしく、抽象かなのだと。
数学や国語の「考え方」を利用すると、社会で役立つことはたくさんある!

それに気づかなかったのは、やはり抽象化の力が弱かったからだなと本書で気づかされた。

こうやって、本の要約を作る際にも、本を読みながら「共通点はどこだろう」「本の構成はどういう風だろうか」という視点で、俯瞰しながら呼んでいるが、上手く具体と抽象を行き来するトレーニングだとしても、かなり理にかなっていると思った。

今後も続けていこう🔥

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