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【アメリカ・ハイスクール】夏休みの意外な部活動事情から学ぶこと

こんにちは。
元超熱血ママのyasugoです。

子どものスポーツを全力応援しているお父さん、お母さん。今日も暑い中サポートお疲れ様です!

私が在住しているカリフォルニア州のベイエリアは本日41度超えです…。

日本ではミニバスから高校まで、がっつりと娘の部活動を応援してきました!!夏の暑さの体感は毎年更新されていた記憶があるので、日本で41度の中での部活も応援も想像しただけでクラっとします。(ゾッとするの方がしっくりくるかも…)


息子はハイスクールの新10年生(高2)でバスケ部の活動に参加していますが、夏休みの練習は6月の1ヶ月のみで、その後は8月の新学期が始まるまでは部活の活動はなんとゼロです。ついでに宿題もゼロ…


夏休み期間は地域によって違うのですが、息子のハイスクールは6月1週目〜8月2週目までの65日間もあります。(息子は日本の中3の代なのですが、7月生まれなのでこの学年)


アメリカのスポーツはシーズン制なので、バスケ部は10月後半から2月までの4ヶ月弱が活動期間なのですが、シーズン終了後にチームが解散するので、実際にはフレッシュマン(9年生・高1)チームに所属していたとしても、トライアウトに受からないと次のシーズンでも入部できるかは未定なのです。


バスケ部は各チーム最大15人まで
(ベンチ入り人数)

・フレッシュマン(3軍)
・JV(ジュニアバーシティ・2軍)
・バーシティ(1軍)

と完全にチームが分かれており、コーチも各チームに2人以上いて練習も別なので、どの選手も短期間で練習や試合の経験値を上げることができる仕組みになっています。


シーズンが始まるまでは、希望者を対象にした放課後練習会(オープンジム)がたまにあったり、夏休みの1ヶ月間で練習と試合を行う有料のサマーキャンプがあるのみで、あとは個人練習で次のトライアウトに備える感じです。


サマーキャンプがない運動部もあるし、夏休みは7月以降は完全に部活の活動停止がアメリカの常識。


この暑さでは、外ではもちろんエアコンがない室内のスポーツも危険なので理にかなっていると言えますよね。


暑いと言っても、まだそこまでじゃない6月のサマーキャンプ中に試合がありますが、夏真っ盛りの暑さの中でプレーしなくてもいい環境にいるのは間違いありません。


日本では「夏はチームが伸びる時期」だという概念の中、練習と合宿と遠征に明け暮れた娘の活動を応援していましたが、それが当たり前だと思っていた頃でもこの暑さの中での練習や試合はやはり心配でした。(応援するだけで、かなりシンドイ日も多々ありました…)


そろそろ日本の子どものスポーツも、7月も8月も活動をするのであれば、体育館にエアコンを設置や外の競技はナイターの試合にするなどの対策がされないといけないところまで来ていると思います。


もう「暑さに負けるな!!」という精神論は成り立たない時代に突入してしまったのです…。


地球の環境変化に大人が対応しないと、これまでの常識や当たり前で子どもを守ることはできません。


スポーツ協会や政治家など、子どもを守れる大人の意識改革が悲劇が起こる前に進んでくれることを心から願っています。




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