酎愛零、ラムとマトンを堪能す
──デザインフェスタvol.57の帰り、空腹を満たすために国際展示場駅前で行われているなんらかのイベントに立ち寄った酎愛零は、美味しそうな串焼き肉のお店を見つける──
お腹がすきすぎてお店の画像は撮り忘れましたわ……でも味坊と書かれておりましたのは覚えております。上野 御徒町にある羊香味坊なら行ったことがありますので、きっと味坊グループからの出店なのでしょう。
羊肉はくせがあるので敬遠なさる方も多いかもしれませんね。私はあまり気になりませんし、なんならくせがあるから旨味もあるのだとすら思っております。どちらからいただこうかしら。
ガブリ
んん〜!クミンが効いてますわ〜!(≧▽≦)
口の中に入れるとまず焦げたクミンの風味、焼けたお肉の匂いが一気に異国情緒をかきたてます。ほどよい大きさにカットされたラム肉が、ごろん、となだれ込み、奥歯で噛むと、やわらかなラムの肉質がほどけるよう。じゅわっとした肉汁は羊肉特有の風味は感じられながらも、若い肉にはそこまでのくせはありません。
二口目をガブリ。
煎ったごまのぷちぷちという歯ざわりが心地よく、しっかりと下味のついた肉にさらなる風味と、別種の油味でコクを足しています。そして、フレーク状のミックススパイス。カレーのような香りもいたしますわ〜
ガブリ
ぬぬっ!お肉の味が濃いですわー!
単体では気になりませんでしたけど、こうして比べてみるとラムは味わいがやさしい分、ともするとクミンやゴマ、ミックススパイスなどに押されがちなのですが、マトンはさすがのくせ強。それらをがっちり受け止め、強力なスクラムを組んでいます。それにしてもこのフレーク状のスパイスは、どこかで見た記憶が?(@_@)?
炙った羊肉に香辛料。気分は中央アジアですわ!マトンは噛みごたえばつぐん、多めに振りかけられた香辛料が口の中で爆ぜるたび、ぎゅっぎゅっとした肉質からしみ出す旨味とちょうどいい具合に合わさり、美味しさの乗算となるのはなんとも幸せですわね〜!お酒!お酒はどこですの!?
この画像からでは分かりにくいのですけど、とても大量に入っておりますわ……およそこの手のイベント会場で振る舞われる量ではありません。これだけでお腹いっぱいになりそう。
チュルリ
……色ほど辛くはありませんわね!お豆腐の質感はなめらかな木綿どうふみたいな感じで、食べごたえがあります。
ガブリ
旨味がスゴいですわ!どの部位のお肉かわかりませんけれども、やわらかく煮込まれていて、噛んでいて不快に感じる硬さはまったくございません。それでいてお肉としての弾力はあるという絶妙な煮込み加減。
もぐもぐもぐもぐ
……これは大当たりを引いたかもしれませんわ。とろみのついた熱々の麻辣タレに、よく煮込まれた固めのお豆腐、しっかりとした食べごたえのお肉がたくさん入り、しかもお値段はリーズナブル。羊肉というハードルを差し引いても、おすすめできる味とお値段ですわ……!
味坊の「羊肉の串焼きと麻婆豆腐」、とても美味しゅうございました!なんといっても火の通し方がお見事。こういうイベントごとに出てくる屋台の串焼き肉だと、たまにパッサパサになった悲しいものに当たることもありますので、これは嬉しい誤算でしたわ。あと、香辛料。今思い出したのですけど、見覚えがあるのはあれですわね。ほら、今年の1月23日に上野公園で行われていた春節のイベント。
ここで、フレーク状の香辛料をかけて食べる羊肉の串焼きに出会ったのでした。してみると羊肉の串焼きにはあのミックススパイスが定番なのでしょうか?
時刻はすでに17時を回っております。あはは……こんな時間にお腹をいっぱいにしてしまいました。お夕食、どうしましょう……(;^ω^)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
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