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ルドゥーテの庭 番外編:東京ドイツ村へ行ってみた その②

──酎愛零が初めての東京ドイツ村をレポートする話──



前回までのあらすじ──
 念願かなって千葉県東京ドイツ村にやってきた酎愛零。ばら園は申し分のないものだったが、広大なその他の敷地にはドイツぽさが感じられない。これは、どういうことなのか。ドイツはどこへ消失したのか。酎愛零の探索が始まる……


見えているのになかなか近づかない


 ほんとにこれ、どうにかならないんですかね……もうこの際、芝の上を滑るソリとかでもいいですよ。この広大な敷地を徒歩移動は、他の利用者さんはきつくないんですかね〜

ぬぬ!よそ見をしたら青いものが!


うわっ、すごい!


ネモフィラの群生だー!




細けぇこたぁいいんだよ!(✷∀✷)


結構な急斜面

 植え替えをしたんでしょうか。シバザクラからネモフィラまで、時間的猶予はあまり無いと思いますけど……
 これだけの広さを全部植え替えるのがはたして現実的かどうかは置いときます。


かなり寄り道をしてしまった


工事中……?まっすぐは行けないっぽい。戻るのかー!(ᗒᗩᗕ)


走るぞー!


ちょっと待ってなにあれ!?


なん……?ええ〜〜〜?!!!


この園はラプトルを放し飼いにしとるんか!


近くで見るとけっこう怖い。
大きさは頭頂高だけでもゆうに私以上ある。

 さっき走ってるときにすれ違ったお兄さんをおとりにして、食べているスキに頭を真横からくぎバットでなぐりつければ牙をへし折って倒せるかも。


あいつを仕留めるのはむりだな……隠れよう


見つかった!やばい!

 足元にすべりこんでむこうずねをくぎバットで強打すればワンチャン逃げられるかも。


ふう、なんとか逃げられた。この街の防備はどうなっているのかね


うん?自転車?
やった!レンタサイクルかな?!


人力発電装置かい!
しかもそれでしゃぼん玉飛ばすんかい!
いやファンシーだけれども!


レジン細工の体験工房


ストリートピアノ。どこも閑散としている
まさかの真実の口。ドイツとは

 無視して通り過ぎたら、いきなり背後から野太い男の声で未知の言語が……!


今しゃべったのあんた?手突っ込まなかったから不満なの?
なんなのいったい!!!?(あまりに驚いたのでキレ気味)


マルクトプラッツ

 マルクトプラッツとは、市場を指すドイツ語Marktと、場所を指すドイツ語Platzがくっついたもの。市場のある広場ですね。英語で言うマーケットプレイス、フランス語で言うマルシェプラスと同じです。ちょっとドイツぽくなってきたかな?


ブレーメンの音楽隊!それっぽくなってきた!


ウヲヲヲヲヲヲヲイ

 「両足」を「両手」でというところに、すれ違いざま撫でるだけは許さない、賽銭箱の前に来いという確固たる意志を感じます。


ドイツをかなぐり捨てているどころかおみくじの英訳すら放棄しているおみくじ発券機


バームクーヘンとバウムクーヘンは違うものなのだろうか?

 平均値を知らないので1日最高392個というのがすごいのかなんなのかよくわかりませんけども、今まで見たものの中ではいちばん熱量のある推し方ですね。


1年で10000個……?

 1日最高392個……またずいぶん売り上げにばらつきがあるような……そしてテレビや芸能人に紹介されたことを誇らしげに書いてあるのをみるとムズッとくるのはなぜでしょう


さすがにおなかがすいた、なにか食べないと
(朝食はバナナとヨーグルト程度。がっつり食べない派)


なっ!?何ィ─────────ッ!!!!!
(訪れたのは平日)

 なんとまさかの飲食店エリアは土日祝のみの営業。完全にリサーチ不足でした。さっきのピザ&カフェまでもどるしかないのか……?次回に続く。


おみやげ用のバウムを買ってたべるしかないのか


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