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魔都、池袋へ

 久しぶりに休日らしい休日をとれました。そしておそらく風水学的に私と相性の悪い街、池袋まで行ってきました。


 どうも、4月からの新しい業務に七転八倒している私です。もう思い余って輝彩滑刀したいくらいです。


池袋。私が磁石のN極なら池袋もN極。おわかりいただけますかね……近づいていくと、見えざる力によって遠ざけられる感覚があるんですよ。むりにこの地に降り立つと、建物がまわりから圧迫してくるような感覚があり、とても居心地が悪いのです……(もちろん私にとっては、であって、池袋を常日頃利用している方や池袋を愛している方をディスっているわけではありません)


そんな場所に何をしに行ったか?


ここですよ。


ここ。


 東京芸術劇場。ここに知人の作品が出品されている展覧会があったので、重い腰を上げて行ってみたんです。

 まあ、……時間ギリだったので内容はさらーりと観た程度でしたけれども。終わりが16:00なら先に言いなさいよ。

 でも、次につながるというか、また来てみたいなーと思えるものをいくつか見つけることもできました。


これとかこれとか


でもなー池袋駅周辺各所ってのが気になるなー
私は池袋を歩き回るだけで四歩ごとに被ダメor
常時すべてのステータスにマイナス30%のデバフが
かかってるようなもんだから


 役割(義理?)を終えて帰ろうとしたとき、そーいえばnoterのえ さんが池袋のろ……ロマ会館?について記事を投稿してらしたなー、と思い出し、近ければ行ってみようかと思い立ちました。





ロサ会館やんけ。ロマ会館てなんや


 近い。めたくそ近い。レトロ建築だということだし、これは行ってみるしかない。テトリスは下手だからやらない。

 えーっと、地図で言うと、東京芸術劇場から出て駅とは反対の方に行って、大通りを右に曲がればいいんだよね。でも、え さんがプチ歌舞伎町と表現するディープな方は、きっと駅側から──駅の出口番号で言えば、20bとか20cとかから行くところに違いない。西一番街とか書いてあるし。


 よし。駅回りで行ってみよう!


「西口」にあるのが「東武」百貨店。「東口」にあるのが「西武」。
歴史があるのは知ってるけど、初見さんにはいやがらせ以外の
なにものでもない


「イート」と「トーブ」で「イートーブ」なんだろうけど、
なんとなく宮沢賢治に借力してるような気がするのは
考えすぎだろうか……?


これは調べてみる価値ありかな〜


なにっ。北海道といえばROYCEの……


 まっ!まーまー!
 今はロサ会館を探索するほうが先だ。後で来ればいい。酎愛零はうろたえないッ!



東京都豊島合同庁舎の建物。なかなか攻めたデザインしてるなー
あの壁面のつぶつぶってなに?窓?


築何年たってるんだあの建物……
そして「お二階テーブル席」を「お二階チーグル席」に空目し
チーグルという謎のアジアンエスニック料理を一瞬妄想した


 ちょっ……こわっ!

 そこらじゅう歩きタバコだし、浮浪者?準浮浪者?みたいな人がいっぱいいるし、なんのお店かわからないところもあるし、池袋警察署の客引き禁止アナウンスも命令口調でこっわ!ただちにやめなさい!よく行く上野のアメ横でもまだですます調だよ!さすがプチ歌舞伎町だ、私の危険察知アラームはすでに鳴り響いている。魔人を連れてくるべきだった。



ついにみつけた。ここがあの伝説の……


 ロサ会館……!

 いろんなものが詰まっているピンクの箱。ボウリング、ビリヤード、ダーツ、ネカフェ、ゲームセンター、修理屋さん、居酒屋……大馬鹿地蔵ってばちあたりすぎない?


 中に入ってみる。


 ほぼパチスロ屋さんですね……禁煙が徹底されているのかタバコのニオイとかはなく、代わりに車の芳香剤みたいな匂いがする。平日の夕方前ということもあってなのか、そんなに人は多くない。


 高校、大学と、ダーツやビリヤードをやるようなグループとは縁がなく、プリクラもたしなむ程度だった私にとっては、この一階のゲームセンターだけでも未知のダンジョンだ。池袋が私にかけるデバフ効果もあり、どんどん心細くなってくる。テトリスどこ?





あった。




これが、え さんが百円玉を使い果たし、あまつさえ電子マネーに手を出したというゲーム機……!やらんけど。
テトリスは苦手だけど、テトリスみたいなブロックをフィールドにはめこんでタテかヨコをそろえて消す系のやつなら(要するに落ち物じゃないパズルゲームなら)それこそ永遠にやり続けるから、私もゲーム中毒には注意しないとなー。


てゆーかこの顔が気になりすぎて私ここでゲームできない






 ふうー、なんとディープな街なのか。池袋西口。

 このあと東武の北海道フェアにも行ったけど、長くなったのでまた今度。



 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 それでは、ごきげんよう。


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