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英検1級の真実~使った参考書

英検1級の試験対策に使った参考書の紹介です。

2024年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書) | 旺文社 |本 | 通販 | Amazon

王道だけど過去問題集。これプラス、英検の公式サイトに過去問題3回分が載っているので、計9回分の過去問題を解きました。

出る順で最短合格!英検®1級単熟語EX 第2版 (出る順で最短合格シリーズ) | ジャパンタイムズ出版 英語出版編集部, ロゴポート |本 | 通販 | Amazon

語彙対策に使ったのはジャパンタイムス出版のもの。

おそらく一般的によく使われているのは、旺文社が出している「パス単」ですが、本屋さんで比べてみたところ、このEXのほうが英文が自然だったのでこちらにしました。

「パス単」は英検受験者から絶大な支持を集めているようですが、私は合わなかったです。

そして以下は受験者のバイブル的参考書のようですが、結局私は使いませんでした。こちらはライティング対策本。

(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇 | ジャパンタイムズ, ロゴポート |本 | 通販 | Amazon

この本は、時事問題の全体像を把握するにはいいと思いますが、これだけやっても正直、1級のライティング問題は乗り切れないと思います。なぜなら、今の1級のライティング問題は複雑化しており、過去の問題のように「死刑問題の是非」や「動物実験に賛成か反対か」といった分かりやすいものではなくなっているからです。またこの本に書かれているエッセイの情報は最新とはいえず、今の試験のエッセイで使おうとすると説得力を欠くと思います。

英検1級 面接大特訓 | 植田 一三, 上田 敏子, Michy 里中, 山下 澄子, 植田 一三 |本 | 通販 | Amazon

こちらは面接対策本。こちらも時事問題をさっとさらうにはいいと思いますが、情報が古く、こちらの内容を暗記して面接に臨んでも、面接官に「あ、あの本の丸暗記だな」と見破られ、質疑応答のときにガンガンつっこまれる可能性はあると思います。実際そういう経験をした、という方のブログをいくつか見たことがあるのですよね…

そもそも「パクリ」は特に英語圏では重い罪です。英語圏の教育機関では、生徒にライティングを教えるときに、「剽窃してはならない」と徹底して教えます。どこかでデータを取ってくるなら、「ここから取りました」と明記せよ、としつこいぐらい繰り返します。

ところが日本の場合、英語講師でも「丸パクリ」を推奨していたりするのです。「この参考書どおりに書けば(話せば)点を取れます」と堂々と説明していたりする。これは由々しきことだと思います。

そして、英検主催側もそれを分かっていて、昨今の試験では「有名どころの参考書の丸パクリでは対応できない」問題を出すようになってきていると感じます。

参考書はあくまでも「参考」にするもの。それを踏まえて試験対策をするほうが結果的に合格に近づく、というのが、私の実感です。

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