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「億女OL」につられました【億女が借金彼氏を"お金持ち体質"にした話】

「どんなマル秘テクニックが知れるかな?」
密かに思いましたが、
思ったより普通の内容であることに気づきました。

「なーんだ、そんなことか」と思いますか?
言い方を変えれば、
「「そんなことか」を愚直に続ければ、この人みたいになれるかも」という一筋の光が差し込みました。

・気づき1.不安よりも感謝を受け取る。

何かにお金を使えば、
当然手持ちのお金が減ります。

減っていく残高に目が行ってしまって、
お金を払うことで得ているものを忘れてしまいがちです。
物を得られたり、サービスを受けたりしています。

例えば80円のポテトチップス。
自分で一から作ったら、この値段ではできません。
そもそもジャガイモ自体、この値段で買えません。

この値段で食べられるのを考えると
ありがたいなぁと感じます。

・気づき2.お金に対してチャラ男になってないか。

「面白い表現!」と思いました。

女性に対して「めっちゃ可愛いよね、付き合ってよ〜」と口では言っても、全く連絡をよこさないチャラ男と同じ!

億女が借金彼氏を"お金持ち体質"にした話 p45

これをお金に言い換えると、
「お金が好き」と言っているのに、
お金の現状を知らない状態です。

「収入はいくらあるのか」
「支出は?」
「銀行口座、証券口座だけでなく、ポイントは?」
…など。

確かにお金に対してチャラ男がピッタリです。

・気づき3.学びで人生の濃度を変える。

著者は大学時代に、アメリカへ留学したそうです。
「英語が話せるようになりたい」のが目的。

20歳で学ぶのと、30歳になってから学ぶのとでは
大きく人生が変わると指摘。

30歳になって英語が話せるようになっても、
そういう仕事につけていなかったし、
できることによって得られた機会は失われたと
語っています。

学ぶということは、時間をお金で買い、人生の濃度を変えることなのです。

億女が借金彼氏を"お金持ち体質"にした話 p110

そう考えると、一日でも早く行動しないといけないと危機感が出てきました。

・Todo1.嫁ぎ先を選ぶつもりで使う。

どんな些細な支払いも、
大事な「嫁ぎ先」を決めるつもりで選べば、
浪費を減らせると著者は主張。

企業は、テレビやSNSなどのメディアで
商品を売れるように宣伝しています。
マーケティング手法はとても手が込んでいるため
素人の私が抗うのは不可能です。
最近では、極力広告を見ないようにしています。

「それは私に幸せにもたらすか」と聞くだけでも
浪費を避けられそうと気づきました。

・Todo2.現状を把握する。

大学生のとき、1人暮らしでした。
母に家計簿をつけなさいと言われたものの、
早々に挫折しました。

実家に戻っていた間は必要に迫られなかったけど、
結婚してから再びつけてみました。

「こんなにお金使ってるのか」と
浪費体質の現実を突きつけられている状態に耐えられず、結局また挫折。
家計簿アプリも試しましたが、スマホが壊れてデータがとんでからやめてしまいました。
(当時のアプリは、機種変時の引き継ぎ不可)

当時の家計簿がないのでわかりませんが、
今よりかなり使っていたことは間違いないでしょう。
づんの家計簿にしてから、5年続いています。

本書ではマネーフォワードを勧めていますが、
実際に試して、合うやり方を見つけたほうがいいと実感しました。

・Todo3.読書をする

「読書なしで理想の自分を手に入れた人はいない」と改めて感じました。

著者自身も、悩みが出たら解決するために本を読んだとのことです。
不動産投資や起業したのも同じく。

元々読書しているので、
「このくらいなら私でもできそう」と
思ってしまいました。

このときは、「読書家でよかった」と思いました。

・感想

「億女OL」というパワーワードがあったため、
どんな奇をてらった手段かと思いました。

やっていることは、拍子抜けするくらい、
地道な方法でした。
Todoに書いたことくらいは実行できそうです。

不動産投資の章は、宅建士を持っているので
「こういうルールがあったなぁ」と思いながら読み進めました。

宅建士の勉強中に漠然と
「何も知識なしで不動産投資を始めたら、
粗悪案件を掴まされそう」と思いました。
宅建合格とまで行かなくても、
最低限度ルールを知るべきと実感しました。

お金持ちに近道はありませんね。
肝に銘じます。

以上、ちえでした。
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