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20歳になったと実感した瞬間【若者は、選挙に行かないせいで四〇〇〇万円も損してる!?】【前編】森川友義著

私が大人になった実感を持てたのは、
お酒が堂々と飲めるようになったこと…ではありません。
選挙のハガキが届いた時です。

大学生の時は、住民票を実家に置いてたので、
わざわざ実家に帰ってました。
面倒だったけど、
「家族に会う口実ができていいか」思ってました。 

今回は、
若者は、選挙に行かないせいで四〇〇〇万円も損してる!?です。
素敵ママなるぞーさんの投稿で
こちらの本を知りました。

読んだら、選挙行きたくなること間違いなし。

※2021.4.24投稿記事を再編集。

35才までとありますが、
この本が発売されたのが2009年なので、
今の45才の方まで当てはまりそうです。

当時の私は21才なので
思いっきり「損してる世代」です。

※長くなったため、Todo編は次回。


・気づき1.世代間の格差

タイトルにもあるように、
高齢者ほど得してるのが現状です。
今も変わらないかな?

本書のグラフでは、60才以上がプラスでした。

当時の年齢で換算したら、
義両親は丁度得してる世代。

それより10才下のうちの両親は、
恩恵を受けてるのか微妙な世代でした。
年金も、ちょうど父の年齢で
制度が変わってるようです。

私は思いっきりマイナスです。

2009年時のデータですが、
若者の約1500万人のうち、
約500万票しか投票されてないそうです。

残りの約1000万人は、
国会議員にとっては、
存在しない人になります

同世代のママ友にも
「行こうよ」と話すけど、
「よくわかんないからいいや」と言われます。

その態度だから、「子どもに関する支援が削られるんじゃないの?」と思います。

・気づき2.得してるのは老人だけではない!?

「いいよねぇ、今の年寄りは手厚くて」と
義母に話しました。

しかし、彼女によると
周りの高齢者は、
医療費が上がったとか(2割の影響!?)
年金が少ないとか、
不満たらたらな人ばかりらしいです。

「私たちは戦後乗り越えてきたのに」と
言う人もいるらしい…。

「あれ? 今の若い世代より
かなり得をしてるはずなのに、
なぜ?」と思いました。

その理由のヒントに
薬剤師会があります。
私は薬剤師なので馴染みがあります。

参議院選挙になると、
薬剤師会から議員が出馬するので、
「○○さんに一票を」とお願いが来てました。

ちなみに現住所の福岡でも
「開票するまでもなく、
この団体が支持したところが
絶対当選するよね」って団体が存在。

それは…。
特別利益団体です。

昔、圧力団体と言ってる人もいたけど、
あながち間違いではなさそう。

薬剤師会もですが、
経団連や医師会などが該当します。
(こちらの方がずっと強い)

ニュースで、
「経団連の会長が政府への提言をまとめました」

聞くことがあります。

簡単に言えば、
「経団連の会長が政府圧力をかけました」
言うことになるそうです。怖い。

いろんなことが繋がってそう。

私は学生時代のこともあり、
ピンときたけど、
ここまで強力なパワーを持ってるとは
思いませんでした。

・気づき3.組織票の強さ

この特別利益団体ですが、
彼らのパワーの源は、
組織票、政治献金です。

うちの義父も
「○○に投票を」と言われてました。

子どもの頃父から話を聞きましたが、
会社員時代、応援してる候補者がいたようです。

この仕組みを知ってからは、
「投票率が低い=一部の組織が私物化してる」と
絶望感。

組織票のしがらみのない人の票が多ければ、
組織票はあまり機能しなくなります。

「(選挙に)関心がないといって
寝てしまってくれれば、それでいいんですけど…」
某有名な政治家さんの発言ですが、
まさにそれが彼らの本音かも

私だってもしパワーがあれば、
彼らと同じ事を思うかもしれないので、
責めることはできません。

「選挙なんて面倒」なんて言ってるそこのあなた。
あなたの知らないところで、
世の中を意のままにそ
操ってる人たちがいるんです。

それをわかった上で
行かないと言う選択肢はいいけど、
そうじゃないなら行った方がいいと思います。

私には何ができるか?
それはまた次回。

以上、ちえでした。
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