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専業主婦が再就職を目指す前に知りたいこと3選【シン・サラリーマン】サラタメ著

3つの武器として、
リーマン力、副業力、マネー力と提案しています。

リーマン力の中に
ビジネススキルや転職について触れられています。
特に私が気になったのは転職の項目です。

「今後必要になったら、何をすればいいんだろうか」
今のところ再就職の予定はないけど、
漠然と不安がありました。


・待遇は能力に関係ない

待遇は本人の能力ではなく、業界がどのくらい儲かっているかどうかで決まるとのことです。

同じ年収を稼ぐにしても、総合商社と飲食業界の人では働き方が全く違うでしょう。

給与水準が高い業界なら、そこまで長時間働かなくても稼げるかもしれません。
その一方で給与水準の低い業界なら、
長時間労働を強いられるかもしれません。

プライベートを犠牲にして働いても
給料は上がらないかもしれません。

業界選びがいかに大事かがわかりました。

・ブラック企業の特徴

1、労働集約型
2、競争が激しい
3、個人への接客が必要

1、は自分が動かないと成り立ちません。
サービス提供時間が長くなると、必然的に長時間労働になります。

2、は競争が激しければ、
価格競争は避けられません。
そうなると、会社が得られる利益が減るため、
給料も連動して減ります。

3、は個人の顧客は価格に厳しいことを指摘。
企業の場合は経費で落とせるため、
個人ほど価格に厳しくないとのことです。

ここまでで、どんな業界を選ぶか
目安になったでしょう。

更に個別に転職先を探す時に
この条件とは別に注意することがあります。

1、やたら情熱的
2、ずっと募集している
3、不気味に高い給料

1、については、
実際に面接に行かないとわかりませんが、
2、3、は募集内容が手がかりになりそうです。

・短期離職や経歴のブランクの対処法

短期間で離職したり、経歴のブランクがあると
不利に働きます。

採用する側は
「継続して働いてくれるか」
「今までの仕事ぶりはうちでも再現性があるのか」
これらを見ています。

短期離職も経歴のブランクも「継続性」で
不利になります。

そこで面接の時に「反省点」から話し始めるという方法が提案されていました。

本書内で例になっていたのは、
「勤務時間が長くなったため、子育ての時間がとれなくなりました。よく確認してから決めないといけなかったと反省しています」

こんな感じの内容でした。

私自身が仮に今から就活するにしても、
「経歴のブランク」があるため、
この方法は使えそうと思いました。

・感想

友人がこの本を勧めていましたが、
なかなか読もうと思えませんでした。

「今はサラリーマンではないから、
学んだところで生かせない」と感じたからです。

実際に読んでみたら「今サラリーマンでなくても使える」と感じました。

マネー力の項目は、お金本として読めるし、
副業やリーマン力の項目は、仕事術の本としても読めます。
分厚いので、辞書のような使い方が向いていると感じました。

私は予想外に、転職の項目に心惹かれました。
「ブランクの長い私が再就職できるだろうか」
そんな不安から解放される1冊でした。

以上、ちえでした。
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