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娘が体調崩して感じたこと

娘がアデノウィルスにかかり、仕事を休んでつきっきりで過ごした数日間。娘の成長に気付き、そこから色々と考え、思ったことを忘れたくなかったので、noteに書いておこうと思います。


去年の6月に復職し、幸い娘は今まで大きな病気などしなかったので仕事も休んだことがありませんでした。
普段は仕事と家事とバタバタ過ぎる毎日なので完全に娘だけを見て過ごしたのは久しぶり。なんだかスローモーションのようで娘が成長してることに普段よりも強く感じました。

毎日いつもはそんなに甘えない娘がべったり膝の上から動かなかったり、だらんと横になって動かない娘を撫でながら眺めていて、ふと「なんか大きくなったなぁ」と思ったのでした。物理的にも、精神的にも。


普段から娘と向き合っている方だと思っています。人生って今の積み重ね、「今この瞬間を生きる」ことが大切だと思って心がけているし(このことも今度書きたい)、子供の成長は早いから「今の娘をよく見ておかなきゃ」って思って目に焼き付けるようにしたり、色んな細かい変化も気づいてメモして過ごしている、はずなのに..


「あれ、私毎日どんなふうに過ごしていたかな?娘をちゃんと見れていなかったかな?」

と不安になり、ぐでーんと私の膝の上で寝る娘を抱きながら最近の毎日を思い出してみました。


休みの日は公園に行って、娘がやりたいという限り本当に何十回も滑り台を滑ったり、道にある色んなものに興味を持ち寄り道するのに付き合って、会話しながら一緒にご飯を食べて、娘が話してきたら手を止めて目を見て話を聞くようにしているし、お風呂では「今日嬉しかったこと楽しかったことなどをあげて感謝する」ことを一緒にしたり、一緒におままごとして娘が作ってくれた謎のご飯をたくさん食べて、絵本も毎日必ず読んで、大好きだよとハグして、娘の体温を感じ柔らかい髪を撫でながら寝かしつけをして..


「あ、よかった。十分娘と向き合えてるじゃないかな」

と少し安堵しました。

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(↑道端のお花が気になる娘)


ただ毎日今この瞬間の娘と向き合うことに必死で、俯瞰して娘を見れていなかったな、ということに気付きました。

ドッカトットの中でちょこんと寝ていた小さい娘は一丁前にお布団からはみ出るくらいに大きくなっている。片手に収まる大きさだったのに、いつの間にか両腕に収まらないほどに。

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(↑生後1ヶ月の娘、小さい..)

娘そういえばハイハイしかできなかったのに今は走り回って、最近はジャンプができるようになったのが嬉しくて家中ぴょんぴょん跳んでいるし。

泣くことでしか気持ちを表せなかったのに、今では言葉で訴えられる様になってきた。

たった2年だけど、毎日のちょっとずつを積み重ねて、いつのまにか本当に大きくなったなぁと、改めて感じることができた時間でした。

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(↑一丁前にカゴを持ってお買い物する娘)


母親が「子育ての期間は短い。本当にあっという間に大きくなっちゃった」と言っていたのが不思議でしたが、今は納得できます。きっとこの調子であっという間に小学生、中学生.. 大人になっていくのだろうなと。

今を大事に生きることも大切だけど、たまには立ち止まって、過去と比べて成長を感じたり、未来を想像して今を尊く思ったり、俯瞰して見て娘の成長を実感することも大切だなと感じました。


毎日健康で元気に過ごせてることに感謝だけど、今回は久しぶりに体調を崩したことで大切なことに気付けたから、このタイミングで病気にかかってありがとう、ともちょっと思ってしまいました。(前向きに捉えがち..)


この春で2歳になる。まだ病み上がりでこんこんとお昼寝をする娘の横で、娘が生まれた時からのアルバムを見返してみようかな。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

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