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懐かしき版下時代、いまweb

noteやっと始めました。
noteいいよ!と言われたのが、もうかれこれ1年以上前。
やっとアカウントを開設しました。

仕事は、DTPから今はwebメインです。
どうしてwebをやることになったのかというと、
当時「web作れる?」と言われて、「作れますよ!」と言ってしまったから(この話はまた今度)。

大学は経営学部というより、音楽学部というくらい熱く部活にいそしみ、毎日(毎日じゃないか...けっこうさぼっていたかも)クラリネットを吹き、帰宅は夜中12時前。就職活動も、「なんとなくクリエイティブなことがしたい」「なんか発信したい」という単純な動機で、広告代理店、テレビ、ラジオ、新聞、制作会社など片っ端から受けて....結果は撃沈。今思えば、これといった取り柄もなく、強い思考なく、よく面接を受けにいったもんだな、と。

そして、いろいろあり(割愛!)
東芝EMIデザイン部に入社。CDのジャケットやブックレットなどを作ってた部署ですね。時々、宣伝ツールなんかも。当時は、溜池山王駅はなく、虎ノ門から特許庁の前を通り、歩いて会社まで。レコード会社なので、服装も思いっきり自由。夏はビーサンだったな...。

美大でもない、デザイン学校に通ったこともない、そんな私が、デザイン部に入り、仲間に教えてもらいながら仕事をしていき...こっ恥ずかしい失敗も繰り返しながら、今に至ります。

EMIで働いてた時は、なんと版下の時代(懐かしい!)

台紙に図案や写真、文字など部品を張り込んでデザインを創るのです。
トレーシングペーパーに指示かいて、文字も数えて。デザイン部には暗室があって、ネガからポジにしたり...。ひとつひとつの工程に時間がかかるものでした。

今は、photoshop+illustratorで完成を見ながらデータを作ることができる魔法のような環境です。

あ、版下の受け渡しは、もちろん人力です。
当時はお昼と夕方の1日2回、時間になると各印刷会社さんがドヤドヤとやってきて、部屋のまわりをぐるっと囲み、「まだですか?何時頃になりそうですか?」と私達の版下を待っていました。もう、ほんとに、あの頃はいつもお待たせしてすみませんでした。たま~に、印刷会社さんが来る前に作業を終え、ドヤ顔で版下を渡したこともあったけど、よく考えたら、その後、夜まで納期に間に合うように仕事を進めてくれてたんですね。

と...話しは長くなりましたが、インターネットって革命です。
ほんとに。

クリックひとつで入稿データが送れたり、背景の色はじぶんで確認しながら決めれば良いし、待ち合わせのすれ違いはなくなったし、魔法ですね。

さて、
2020年が始まった時は、まさかこんな自粛生活をするとは思ってもみなかったでしょう。そして、まさに今、ビジネスにもオンライン化の波がきています。

webマーケティングのミーティングの際に、
オンライン化について、ちょっと考えてみよう、
と、こんな話がありました。

ビジネスをオンライン化したい!
という人はたくさんいるし、やり方を教えて欲しいと言われることも増えている。でも、まず一番に考えなくてはいけないことは、誰のためにやるか?ということ。
  自分が対面で仕事ができなくなったから動画を作りたい。
  自分がお客さんに直接教えられなくなったからオンライン化したい。
そうではなくて、
  お客さんが自分のところに来なくても支障がないよう動画にしました。
  お客さんが家にいても学べるようにオンライン化にしました。
考え方をお客さんの立場から見ていかないと。

お客さんの目線にたつ
どんなビジネスでも当たり前のように言われていることだけど、
それを自分のサービスに当てはめたとき、案外、改善点がたくさん見つかったりします。

ぜひ、一度、考えてみましょう。私もです。

さいごに。
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