自律神経が乱れるとなぜいけないの?
こんにちは、自律神経セラピスト“だい先生”です
心と体の健康を守るために自律神経の存在は欠かせません。
整体師として様々な患者さんを診ておりますが、体に不調を抱えている人の多くは
自律神経の乱れからきていると感じます。
自律神経が乱れると人生が乱れるのです
少し僕自身の話になりますが、8年ほど前サラリーマン時代に自律神経がおかしくなり“うつ病”を経験しています。
その当時は知識もなく、自律神経という言葉すら知らなかったのですが
思い返してみれば、めちゃくちゃな精神状態と体の不調だらけで、毎日イライラして妻や子供たちに八つ当たりして喧嘩ばかり。仕事ではミスをするし、成績も上がらない。友人と遊びに行く気にもならない。生きているのが楽しくない、何のために生きているかわからない、かと言って死んでしまおうとも思わない、よくわからなく毎日が過ぎているだけの状態でした。
ただ生きているだけ。
そんな時にある人から言われた言葉
「君は自分を大切にしてないね」
この言葉が突き刺さりました。ずっとこの言葉が頭から離れない。
自分を大切にするなんて意識して考えたことない。
どういうことだろう?とそれから色々と調べたり勉強したりして
“自律神経”というワードに辿り着きました。
自律神経を整えることは「自分を大切にする」ということ。
自分を大切にしていないと自律神経は乱れる。
そこから自力で立ち直ることができた経験と
生きていく上で自律神経がどれだけ大切なのかということを
同じように苦しんでいる人に参考にしてもらえたら嬉しく思います。
また、そうならないように正しい知識を持つことが大事です。
では本題
自律神経が乱れると
病院で診断名がついてしまうような「病気」になってしまったり
病院で検査してもハッキリとした原因がわからず診断名がつかない、だけど症状は出ている。生活や仕事はできるけど自覚症状があるような状態(不定愁訴)になる。
では、具体的にどんな病気になったり、体にどんな不調が出てくるでしょうか?
自律神経の乱れからくる可能性が高い「病気」
・自律神経失調症
・うつ病
・更年期障害
・起立性調節障害(OD)
・過敏性腸症候群
・過呼吸症候群
・神経性胃炎
・メニエール病 など
自律神経の乱れからくる「症状」
・頭痛
・肩こり
・めまい
・便秘、下痢
・動悸、息切れ
・倦怠感(だるい)
・疲労感、疲れやすさ
・手足のしびれ
・肌荒れ
・不眠症
・冷え性 など
病名を聞くだけでも怖いですよね
(それぞれの病気の説明はまた別の記事で)
ただこれらの病気は明確な治療法がわかっていないケースが多いようです。
病院に行けば何かしらの薬や治療をやってくれるかとは思いますが
治っているでしょうか?
あくまでも僕個人的な意見ですが、
病院の治療は、薬などで出ている症状を抑えたり和らげたりする
いわゆる「対処療法」が多いかと。
出てきた症状を「抑える」か「取り除く」という方法。
あまりにも症状がひどい場合には薬に頼るのもアリかもしれませんが、
できればその場しのぎではなく、根本から治したいですよね。
薬や手術で自律神経の乱れが治ったら苦労しないんですけどね。
病院に行けば治してもらえるというような簡単な話ではない
というのが怖い理由です。
自律神経が乱れて病気になってしまっては手遅れになることもあるのです。
怖いのは病気だけではありません。
頭痛、めまい、肩こり、しびれ、冷え症など
自律神経の乱れによる症状にも注意が必要です。
なんとなく痛い、なんとなく疲れている、
病院に行くほどではないけど、生活はできる程度だから、
などと自覚症状はあるけど放置してませんか?
これらの症状は自律神経が乱れ出しているサインです!
体からのメッセージです!
体からのサインを放置していると、
症状を悪化させて気づいてもらおうとします。
最初は軽い症状だとしても、だんだん悪化して病気になるリスクが高まります。
自律神経が喋れるとしたら
「これくらいの症状だと全然対応してくれないから、もっと症状を強く出して気づいてもらおう」と言っています。
「気づいてーーー!」と叫んでいるようです。
より良い人生を送るための土台が「健康」です。
皆様が健康でより良い人生を送れますように