弟の旅立ちの日

弟の一生に関わる大事な上山の日がついにきた。
めでたいことだけどやはり心配。野放しでは喜べない。

早朝の出で天気が不安だったけれど無事上山するまで持ってくれ天に感謝。その後思いの外ザーザー降りだったから。早朝すぎてまだ若干眠い目を擦りつつ、これでもかと記念撮影をバシャバシャしつつ母と見送った。心配症の母は一緒に行かなかった。現地までは父の送迎で。父から無事上山報告が来るまで気持ちが落ち着かずソワソワだった。
修行の終わりは確実に来るのに1年でも2年でもやっぱりいざいなくなると直後からものすごく寂しくて涙が止まらなかった。修行に集中する為に俗世特に家族との関わりは徹底的に❌なのでそれも辛い理由である。大学の一人暮らしとは訳が違う。

もう心がぽっかり空いたという表現がピッタリなくらい今回のことで痛感した。
弟の性格と精神と発達的な持病もあるから余計母と私は心配で心配で行った今も気が気じゃない。もう思いを馳せると涙が。。
いかに修行が厳しい環境下になるか色々話を聞いて知っていたので心配がつきない。覚悟を決めて上山すると決意した弟は本当尊敬でしかない。行くだけで凄い。私は絶対出来ないから。
厳しい修行に行くこと自体彼にとっては精神衛生上良くないけれど担当医から許可もおり生まれ持った跡取り息子の宿命を全うすべく今朝は弟なりに覚悟を決めている顔をしていた。
今は日々精進して健闘を祈るしかない。あとは病気が再発しないよう願うばかり。

…そんなこんなで私は録り溜めた録画番組を消化しつつ涙涙。ずっと泣いている訳には行かないけれどゆっくりでもいいから気持ちを立て直さらないと。

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