圧巻!!女子の一団が、門に向かって猛ダッシュ!
今日から新しいバイト先。
研修1日目。
とは言っても、まだ前のバイト先の出勤があと一回残っていて、ちょっとなんかややこしい状態になってます。
新しいバイト先まで徒歩15分。これはいい。近いのはほんまいい。
とある、中学校・高校。
そこでの常駐警備。24時間勤務です。
新しいバイト先に着き、皆さんにご挨拶し、仕事につく。
今日僕に仕事を教えてくれる人は、ここの責任者の人。69歳やと言っていた。
その人がこのバイト先では一番若いらしい。ってことはですよ、僕がここに入ることによって、僕が一番若いことになる。
最初の仕事は、生徒たちの通学路に立って、交通誘導、生徒たちの安全を守る仕事。
そして、そこで初めて気づいたのですが…
え…?女子校や…ここ、女子校や…女子しかおらん…
中学生は紺のブレザー。高校生はグレーのブレザー、らしい。
たまーに、何人か、日傘をさしてる女生徒がいる…曇りやのに…お嬢さんか…?
そして今日一番圧巻やったのは、
チャイムが鳴る一分前から、校門前の先生が、カウントダウンを始める。
始めると共に…
登校中の女生徒たちは校門に向かって猛ダッシュ!
それはもう圧巻である。
何十人もの女生徒たちが、校門に向かって中高入り乱れながら猛ダッシュ!
チャイムがなり、校門が閉まったら、間に合わなかった生徒は遅刻である。
そりゃあもう必死や。
僕からしたら、一本早い電車に乗って来いよ、という話なんだが、そうもいかないのか…?
聞いたらこれは、毎朝の光景らしい…いや、今日はまだ少ない方らしい…マジか…?
そして交通誘導は終わり、あとは校門そばにある警備詰所で、来客、電話の対応をしたり、教室の鍵を渡したりする仕事。
しかしそんなに頻繁に来客があったり、電話があったりするわけではない。基本、
ただ座ってるだけ。
ひまであーる。
ただ座ってるだけやから、できたら自分事がしたいのだが、
自分事というのは、ブログ書いたりnote書いたり、SNS発信したり、いろいろ、劇団の仕事。
したいー。
したいんやけど、今日はできひん。何でかと言うと、今日は研修やから。研修ということは一人ではない。
冒頭でも書いたように、今日は69歳のおっちゃんがピッタリ僕にマークしている。
マークしているー。
そのおっちゃんの横で、ずっとスマホをイジリ続ける勇気はない。今日は我慢や。研修終って、一人立したら、スマホイジろう。
ま、ただね、前のバイト先は、大学やったんですが、そこよりは全然楽です。来客も少ないし、建物の規模も小さい。
あーそうそう、でもね、けっこう来客で、卒業生が訪ねてくるんですよ。
へー、そうなんやあ、そんなに卒業生訪ねてくるんやあ。
そしてその卒業生の来客の中でも一番多かったのが、元演劇部。
なんか、卒業公演があるらしい。卒業生主体で。その稽古で来てると言う。
で、僕が、その一人の卒業生に、
「僕も演劇やってるんですよ」と言うと、
「ほんまですかあ!?」と、目をキラキラ輝かせながら言ってきた。
10代って、こんな、目ぇキラキラしてるんや。
今月の23日と24日にその卒業公演はあるらしい。
僕は24日に観に行くことにした。
入場は無料。
「ありがとうございます!是非観に来てください!」
目が、キラキラキラキラ✨
それから…女子中学生7人くらいが、授業が終って、下校途中、校門を出る前に、モジモジしながら警備詰所まで近づいてくる。
何の用かな?と見ていると…
「飴ください」
………
え…?え…?なんやこの感覚…
そこの警備詰所には、飴がたくさん瓶に入って常備してある。
僕は彼女たちに飴の瓶をさしだす。すると…
うちストロベリー、うちはマスカット、いやーうちがマスカット、こっちは何?こっちはメロン、メロンはええわ、えー、なんにしよう…
え…?え…?なんやこの感覚…
「ありがとうございました!」
女生徒たちは飴を口に含み帰っていった。
そして…吹奏楽部の女性徒たちが部活終わりに、警備詰所の前を通る時…
「せいれーつ」
部長の一声
20人くらいの吹奏楽部の女生徒たちが警備詰所の前に整列する。
「守衛さんに、さようなら」
部長の一声
吹奏楽部全員で
「さようなら」
え…?え…?なんやこの感覚…
ほんま今日は、新感覚の研修初日やった…
これからが楽しみや。
はいはーい、んでもって、明日はまた稽古でーす。稽古の事はブログに書いてます。よかったらブログ読んでください。
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