早朝ジョギング９日目～朝の3時に目が覚めて～

朝3時に目が覚めて
いつもなら、5時まで布団の中で無理やり寝るのだが
今日はそのまま起きてみた。

3日前から読み始めた小説
重松清さんの「とんび」を開く

この本を読むのは2回目で
前回も泣いたが、今回もやっぱり泣ける。

美容院で子供の散髪を待っている間、読み始めたが、うかつにも涙がこぼれそうになった。

「ここで泣いてたら、変なおじさんやん。」

家の中で一人で読むことを勧めたい。

「なんでもかんでも、ほんまのことを言えばええいうもんじゃないよ、世の中は」

「とんび」より

「幸せになりんさい。金持ちにならんでもええ、偉いひとにならんでもええ。今日一日が幸せじゃった思えるような毎日を送りんさい。明日が来るんを楽しみにできるような生き方をしんさい。親が子どもに思うことは、みんな同じじゃ、それだけなんじゃ」

「とんび」より

小説には、胸に刺さることばが散りばめられている。

何度も何度も嚙みしめるように読み返す。

「今日一日が幸せじゃった思えるような毎日を送りんさい」

自分に言われているようで、心に沁みる。

二人きりの家族が仲違いをしてしまうと、そこには「ひとりぼっち」が二人しか残らない。

「とんび」より

「孤独」を表現するのは重松さんの真骨頂のような気がする。

5時
早朝ジョギングからの早朝筋トレ。
腕立て60回

休みの日は、夜中目が覚めたら、そのまま起きよう。
すこぶる気持ちが良い。

3時に起きて寝られないまま5時まで布団の中で横になっているより
気分がいい。

不思議と頭の中がクリアになっている。

でも多分、昼寝はするんだろうな。。。

今日はそんな始まり。