\ぐっすり眠る/睡眠とストレスの関係性
睡眠不足だとストレス体質になる?
あなたの体内時計は整っていますか?
ぐっすり寝れたと思いながら目覚めることが出来ていますか?
日中急に睡魔が襲ってくるなんてことはないですか?
ベッドまたは布団に入れば、スムーズに眠りにつけていますか?
このようなことを誰しもが体験したことがあるのではないのでしょうか?
飲み会の翌日や遊びや勉強などで夜更かしをした翌日ならともかく、このような悩みを日常的に抱え悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
睡眠不足で迎えた日は、なんだかやる気も出ないどころか、一日中どんよりと気分が晴れないで過ごしている場合が多いことでしょう。
なぜ、睡眠不足になるとストレスが蓄積しやすくなるのかというと、それは、ストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されやすくなるからです。
コルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種であり、肝臓や筋肉などでの代謝に働いている、生体にとって必要なホルモンです。
そして、特に生体がストレスを感じた時に、分泌量が増える特徴があることから、別名『ストレスホルモン』と言われています。
このコルチゾールの分泌量が慢性的に続くと、不眠症やうつ病、精神疾患、生活習慣病の一因になってしまうとも言われているほどです。
そうすると「コルチゾールは身体にとってあまり良くないじゃないか!」と思う方もいらっしゃるかと思うかもしれないが、生体の生命維持や活動には必要なホルモンです。ただ、過度に分泌されることやそのような状況に陥っていることが好ましくないということです。
では、どうすれば良いのか?
朝に光を浴びることが良い?
先ほど、ストレスホルモンであるコルチゾールのお話しをしました。
実は、体内時計を調整して、スムーズな入眠へと導くホルモンがあるのはご存知でしょうか?
それは、「メラトニン」というホルモンです。
メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンで、朝の光を浴びた約15時間後に急激に分泌量が増加することで知られています。
このことから別名、「夜のホルモン」とも言われています。
この、夜のホルモンで知られる「メラトニン」の分泌量が増えることで、スムーズな入眠へと導き体内時計の調整の役割も担っています。
つまり、朝の光、すなわち日光が体内時計を調整していると言っても過言ではないのです。
夜のブルーライトが良くないワケ
メラトニンの特徴についてはお話ししましたが、実はメラトニンにも弱点があります。それは、光によってメラトニンの活動が抑制されるといった特徴があります。特に、夜のスマホやタブレットなどが発する光(ブルーライト)は良くないとされています。また、ブルーライトは睡眠や体内時計を乱す恐れがあるため、特に夜のスマホやタブレットはあまりおすすめ出来ません。
良質な睡眠が今日を明日へと繋ぐ
ここまで、コルチゾールとメラトニンといった睡眠や体内時計に関するホルモンについてお話ししてきました。どちらも生体活動や生命維持には欠かせないホルモンです。しかし、現代ではデジタル技術の発展に伴い、それらのホルモンバランスが容易に崩れやすい状況であることも確かです。
ホルモンバランスの乱れが、睡眠や体内時計の乱れに繋がり、終いには心身の不調やメンタルの不調に繋がりかねないことはお分かり頂けたことかと思います。
特に、寝る前に触りたくなってしまうスマホですが、触るのは程々にして、朝起きた時には朝日を浴びてみて下さい。そうすると、一日の活力が湧き、ポジティブに活動することが出来るはずです。そして、夜はスムーズに心地よい眠りに着くことが出来ることでしょう。そうして体内時計が整うことで、希望にあふれた今日や明日へと繋がっていくことだと思います。是非、「朝日を浴びる」ことと「寝る前のスマホは程々に」を実践してみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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