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ドイツ・ベルリンで夫、大学生の息子と娘、猫と暮らしています。コンテンツテーマは、学校教…

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ドイツ・ベルリンで夫、大学生の息子と娘、猫と暮らしています。コンテンツテーマは、学校教育、旅行、料理、マルチカルチャー、ライフスタイル、国際結婚、障害者生活、介護など。ドイツに存在する事実や考え方を伝えていくことで、より暮らしやすい世界を作ることが目的で記事を書いております。

マガジン

  • ドイツの働き方改革

    ドイツでの就職、職場、働き方、働き方改革についてをレポートしていきます。

  • ドイツの学校・教育事情

    ドイツではこれが当たり前の学校教育、日本の学校ではあり得ないということを中心に伝えていきます。

  • ドイツの車事情

    ドイツでの車の運転や車を所有すること、車での旅行などドイツで の車とライフスタイルについて、まとめました。情報は随時加えていきます。

  • 2022年夏のヨーロッパ休暇・車旅行

    ベルリンからチェコ、オーストリア、スロベニア、クロアチアの島への3週間に及ぶ往復&縦断車旅行のレポート記事をまとめました。

最近の記事

日本一時帰国の際に日本のパスポートで免税利用した話について・2024年1月時点での情報です

さて、今回年末年始にかけて日本へ一時帰国した際に、初めて一般店舗にて免税・タックスフリーでのお買い物を利用したのですが、そのことについてお話をしておきたいと思います。 以前は海外在住者で日本国籍の者に対してのタックスフリーのお買い物は今までは空港以外では一般的ではなかったのですが、在留届といったような証明書があれば、2023年4月から免税店に指定されているお店でお買い物すると、タックスフリーでのお買い物ができるようになったとのこと。 ネットでこの新方式のタックスフリーのお

    • ドイツ・アフターコロナの働き方改革

      今年ドイツでよく耳にする言葉は、従業員不足。 ドイツでも以前よりも、働かない人、働きたくない人、または労働時間を短縮する人も増えてきているということらしいです。 コロナだけが原因ではありませんが、ジェネレーションによっては、働き方やライフスタイルの価値観が変わってきている、いわゆるワークライフバランスを導入している人が多くなってきたといったことも考えられます。 確かに、今までみんな働きすぎでした。 それため、精神はすり減らされていき、ドイツでも鬱やバーンアウトになった

      • たまごとパスタ・ドイツ子育てから働き方スタイルこばなし

        本日の歯医者さんの待合室での出来事。 ドイツ人お父さんが幼稚園児くらいの年齢の女の子二人を連れて来ていました。 子供たちは待合室に入って来てすぐに、小さなIKEAの幼児用テーブルの上に置かれた色鉛筆と紙を見つけて喜んでいて、お父さんの方はここまで連れてくるだけでかなりのストレスだよーっていうのを全身から出していました。 そして、子供たちから離れて、1人でソファーに座っている。 実は、結構あるあるタイプのお父さんだけども、おそらく幼稚園でピックアップして、そのまま歯医者

        • 進学校を卒業、すぐに大学に行かない生徒さんがほとんどのドイツ

          日本にはないような、日本では考えられないような教育制度やライフスタイルをドイツから発信しているまっちょです。 私がお伝えするドイツに存在する事実から、より多くの、特に日本に住むみなさんにこういった新しい考え方もあるよー、と伝えていくことが目的で記事を書いております。 さて、以前、私の記事にて、ドイツでは進学校を卒業して、卒業資格試験に合格しても、すぐに大学に進学しない生徒さんが多いとお話ししたのですが、具体的に彼らティーンエイジャーの皆さんは何をするかというと。。。 若

        日本一時帰国の際に日本のパスポートで免税利用した話について・2024年1月時点での情報です

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          2本
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          7本

        記事

          アフリカから夢をもってやって来た青年たち

          日本という平和で恵まれた国に生まれたのに、その日本では幸福感が低い人が多いと聞きます。 私はドイツ・ベルリンに暮らしていて、お陰様で不自由のない生活を送っていますが、先進国であるドイツで人々が愚痴を言っている場面があります。 ドイツでは1年で最低で20日(4週間)の有給休暇が労働法で認められていますが、それでも満足でない、とか。他国の労働基準から考えるとパラダイスです。 人それぞれ感じ方、考え方は様々ですから、意見を尊重すべきですが、もっと感謝してほしい。 他の国へ行

          アフリカから夢をもってやって来た青年たち

          ドイツから・娘の大学入学資格試験発表会・高校の卒業式に参加

          日本にはないような、日本では考えられないような教育制度やライフスタイルなどをドイツ・ベルリンから発信しているまっちょです。 私がお伝えするドイツに存在する数々の事実から、より多くの方に、特に日本に住むみなさんにこういった新しいユニークな考え方もあるよー、と伝えていくことも目的で記事を書いております。 さて、今回は今年6月末に開催された娘の高校の卒業式に参加しました報告です。 卒業式と言っても、ドイツでは高校卒業前に生徒さんたちが受験する大学入学資格試験の結果発表と試験合

          ドイツから・娘の大学入学資格試験発表会・高校の卒業式に参加

          娘のドイツ高校卒業資格試験(アビトゥア)成績発表!

          前回お伝えしていた娘のドイツの高校卒業資格試験(アビトゥア)の総合成績をお伝えします。 結果を先にお話しすると、娘が目標としていた点数よりもかなり上の高得点で合格したので、娘はそれはもう大喜び。自己肯定感が爆上がりで、大満足でした。 資格試験の中でも特に得意とする2つの科目、演劇と英語はほぼ100点満点でした。英語は初めてこんなに評価がよかったということで、これは評価する先生が違ったからだともポジティブに推測。 今まで、娘の担当の英語の先生からはテストではほぼ満点の点数

          娘のドイツ高校卒業資格試験(アビトゥア)成績発表!

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア最終日・フランス語の口頭試験

          先週、娘のアビトゥアの最終試験が終わりました。 最後の試験は、口頭試験で、しかもフランス語。 口頭試験に出題される問題のテーマはここ2年間のフランス語の授業で学んだこと、主にフランス語圏の国について、フランスの政治やグローバル化などさまざま。フランス語で出題された文章と問題中の質問や指示された内容を20分以内で読んで、さらに回答もまとめる、そして、20分程度の面接試験でフランス語で回答するという内容。 フランスにも行ったこともない、フランス語に関わりもない、フランスに家族

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア最終日・フランス語の口頭試験

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア4日目・心理学のプレゼンテーション

          前回の数学のアビトゥア試験に続き、娘の心理学のプレゼンテーション試験が終了しました。 しかも、プレゼンテーション試験で発表するスピーチを何度も練習していたら、体調ダウン。プレゼンテーション試験の5日前くらいに急に風邪をひいて喉が痛くなり、あまり話せなくなったりもして焦りましたが、なんとか無事終了です。 筆記試験も準備が一苦労だとは思いますが、用意できるテストであるプレゼンテーションの試験も、娘の様子を見ていてかなり難易度が高いなと思いました。 プレゼンテーションで話すと

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア4日目・心理学のプレゼンテーション

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア3日目・数学

          前回おつたえしました2回目の日程である入学資格試験(アビトゥア)の英語の筆記試験が終わったと思ったら、その日の夕方からは次の試験である数学の試験準備のための高校の数学の先生が企画したラストミニッツ数学ワークショップキャンプへ。 2泊3日の日程で、受験生の娘はベルリンから電車で1時間ほど北へ向かったブランデンブルク州の田舎町へ出掛けて行きました。 参加した生徒さんは、おおよそ80名とのこと。こちらは高校生活最後の旅行ともなりますが、3食事付きで日中は数学ワークショップ、夜は

          ドイツ・大学入学資格試験・アビトゥア3日目・数学

          素敵な街の中にあるリサイクルストア

          ベルリンから北方向に1時間ほど、約70キロほど車を走らせた場所に、ノイルピーンという人口3万人くらいの街があります。森に囲まれた自然豊かなブランデンブルク州にあり、ベルリンからの週末ドライブにちょうどいい場所です。その街には素敵なイタリアレストランやケーキの美味しいカフェもあります。 ブランデンブルクといえば、今までポツダムやブランデンブルク州の南地方のシュプリーバルト周辺くらいしか訪れたことなかったのですが、今回はブランデンブルク州の中でも、人々が特にフレンドリーだな、と

          素敵な街の中にあるリサイクルストア

          ドイツ・大学生の息子が家庭教師始めました

          早いもので、現在19歳の息子がコロナ禍中に大学に入学してから、4セメスター目(1年半ほど)になります。ドイツでは大学の学年については、現在大学1年生です、と表現するより、何セメスター目かで答えることが普通です。 化学専攻で実験実習とかも多くて、その実験の後は毎週のように実験結果のレポート書きに追われるので、化学専攻の大学生はなかなかフリータイムがない様子。大学生ってもっと時間あると思っていたけど、それは文系の学生だけなのかな?私は文系だったから、講義に一日中出席していてもな

          ドイツ・大学生の息子が家庭教師始めました

          ドイツ・大学入学資格試験2日目・英語筆記試験

          日本でいえば大学入試のような高校卒業直前に開催されるビックイベント試験である、大学入学資格試験がいよいよ始まり、高校3年生の娘は1回目の演劇の試験に続き、その4日後には5時間に及ぶ英語の筆記試験を受験しました。 さて、この英語の筆記試験は11年生と12年生の英語の授業で習得したテーマからの課題が出題され、英語で自分なりに記事や小説を分析した論文を書くという試験が主です。試験に出題されるテーマは、環境問題といったようなグローバルな問題、人権とダイバーシティ、メディア、とのこと

          ドイツ・大学入学資格試験2日目・英語筆記試験

          春だよ・太陽が出たらベルリン人がまずやること

          こちらは私が思う上記タイトルに関しての回答です。 日が当たる歩道にイスやクッションを持ってきて座る。そしてどこでもカフェする、ランチする。4月でもタンクトップ、Tシャツ着用。公園の芝生の上でビキニ姿で日光浴する。日陰ではなく、日の当たる道の方を選んで歩く。日当たりの良い橋の上は1メートル感覚でカップルやお友達グループがスズメみたいに座って話をしている。 夜になると、公園にたくさんの人が集まる。特に高校生は公園に集まり、アルコール系の飲み物を持参してパーティーする。ベルリン

          春だよ・太陽が出たらベルリン人がまずやること

          ドイツ大学入学資格試験(アビトゥア)始まる・第1日目の演劇の試験

          今週の月曜日は娘の1日目の大学入学資格試験(アビトゥア)の第1回目である演劇の試験がありました。 試験はパフォーマンス部門と筆記試験の2部門あり。 パフォーマンス部門試験は課題を出されてから準備時間が4時間、その後パフォーマンスの発表をし、午後は2時間半の演劇テーマの筆記試験が行われました。 試験問題・課題内容については事前に方向性は知らされているようですが、実質は試験当日の4時間の準備時間でメイクアップや劇の流れ全てを完成しなくてはいけません。そして、そのパフォーマン

          ドイツ大学入学資格試験(アビトゥア)始まる・第1日目の演劇の試験

          ドイツでのCMのオーディション・現在受験生の高校生の娘のこと

          以前の記事でもお伝えしましたが、高校卒業前(今年のベルリンの高校卒業は6月末)の私の娘はこの時期は、日本で言えばいわゆる受験生です。今年の4月末(いよいよ来週)から6月ごろまでドイツの高校卒業資格試験(アビトゥア)受験期間に入ります。受験とはいっても、日本の大学受験とは異なり、数日間の日程ではなく、2ヶ月の間で個人個人で受験スケジュールが異なります。3月からは通学はしなくて良いので、毎日気ままに受験勉強中です。 そこで受験生&高校生でもやっていたりするのがいわゆるアルバイト

          ドイツでのCMのオーディション・現在受験生の高校生の娘のこと