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プチ断捨離したら、出費が減るのは本当だった

「断捨離」という言葉は、誰もが知っている用語になりましたが、改めて、そのことばの意味を振り返ってみました。

「断捨離」とは、単に不要なものを処分するだけでなく、物に対する執着にとらわれずに生きていこうとする考え方そのものをいう、とのこと。

そして、その効果は、自己評価、無駄使いの抑制、時間と心の余裕が生まれる、と。

私がソフト断捨離を始めたのが、確か3年くらい前だったと思います。

断捨離を始めたきっかけは、「ミニマリズム」というNETFLIXのドキュメンタリー映画、ドイツでも知られているこんまりさんのときめく片付けシリーズ、ジョシュア・ベッカー著の「The more of less」という本やお片付け系YouTubeの影響を受けたから。

それは、決して貯金額を増やしたい、出費を減らしたいという理由からではなくて、急に家の中に物が多いことに気がつき、精神的に窮屈になってきた、ということと、脳の負担を減らしたい、という理由から始めたのです。

それから、ドイツでの資格試験の合格後に、急に心の中にやってきた、試験問題や関連のプリントを全てを捨てたい、というとにかく心も頭も軽くしたいという欲求から。

私が行った、長期間で何回も行う断捨離は、定義で言われていることに加えて、特にメンタル面、自分自身の心の整理に役に立ったように思います。

かつては、ほとんどの所有物を捨てられなかった私がどうして?

捨てられないことに加えて、気に入ったら、便利そうなら、特にバーゲンだったら、新しいものをいつも買っていたなあ、と思い返す。

ここ3年くらい、毎年デジタル家計簿をつけてどのくらい出費したかをチェックしているのですが、今年に入ってから気がついたことは、出費が減っていること!

ドイツでも物価は明らかに上昇していますので、それでも出費が減ったということはどういうことなのか。

自分なりに分析してみた結果、持っている物が少なくなったから、所有物だけに視点がいくので、例えば、「こんなにも服をたくさん持っている」と、もう買う必要はないと思うようになり、私の購買意欲がなくなったからだ、といえます。

特に、着る洋服は定着化し、自分が好きなスタイルが決まっていることもあり、必要な服だけが残りました。

キッチン用品は壊れてしまったという理由で必要なものだけを買い足し、便利だからといって、昔に比べると新製品を新調していません。

しかし、先週、ソフト断捨離をまた始めようと思った途端、隣人が提供していた古本を夫がたくさん持ってきてしまった!

結局読まないのに持ってきては、そのまま床に置いてあることが多い。

そして、この記事を書いていると、夫がなかなか捨てる決心がつかない20年前に使用した大学の講義プリントやファイルが視界に入ってきたので、今週中に処分する妄想をし始めたところです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。



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