どんだけチャラいの?!「八千矛神(やちほこのかみ)」の見所🎵〜「古事記」感想文17
なんとなく想像はしていたけど、「八千矛神」ってつまりは「ナンパしまくり」ってことでしょ?
(あくまでも、プリ香の主観まみれの感想文です。ご了承くださいませ!)
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
オオナムチから「大国主神(おおくにぬしのかみ)」になって新婚生活に突入と思いきや!!
「須佐之男命」の愛娘「スセリヒメ」をやっとの思いでお嫁さんにしたにも関わらず、八十神に恨みを買った絶世の美女「ヤカミヒメ」を迎えにいくのです。
当然、八十神が「根の堅洲国」から出所?したオオクニヌシを見つけてやっつけようとします。ところが、スサノオの試練でめっちゃ強くなったオオクニヌシの圧勝。
心置きなく、一夫多妻制を満喫するのです。(ヤレヤレ。。。)
ヤカミヒメを筆頭に各地に赴き、美女をゲットするオオクニヌシ。
面白くないのが本妻の「スセリヒメ」です。しかもスサノオの娘ですから、気性も荒い。(そこが可愛いんだけど。。。)
2番目に迎えに行ったヤカミヒメをいじめる。居た堪れなくなったヤカミヒメは子供を木の股に引っ掛けて出戻ってしまう程。
そんな女たちのバトルを知ってか知らずか、各地を巡って美女をゲットする大国主神。名前も「八千矛神(やちほこのかみ)」って言われちゃう訳です。
国を作るのに、子供を増やすのは一理あります。そのために出現した神様だったのかもしれません。
博愛主義というより、博愛です。しかも、ちゃんと責任取って彼女達の面倒を見ている所がやっぱり「大国主神」の名前にふさわしいのでしょう。
プリ香的には、「大国主神」の話を詳しく知るまで表面的な部分しか見てなくてあまり関心がなかったのが本音です。
ところが、美女達をゲットする「欲」の強さや、物事を楽しく考えること、他人や動物に優しい人物。同時に自分の欲に忠実で自分が大好きな所が興味をそそったのでです。
力や理屈ではなく、みんなが楽しくなるように図っているのは、なかなかの策士でこれからの交渉にもその力が発揮されています。
よく、バンド組むミュージシャンの動機が「モテたいから」というのをよく聞きます。そんな「欲」が成功の起爆剤になるのではないかと思うのです。
「欲」のベクトルは往々にして男は女に向き、女は自分や自分を飾るものに向いたりするのも納得です。変に良い子ぶって「国を豊かにするにはどうすべきか」なんて考えるより説得力があったりするのです。
”八方ブス”より”八方美人”の方が良いですからね!
そこを踏まえつつ、次の国譲りの見どころを主観まみれでお伝えします!!
日本の神様の物語は最高!「ドラマティックJapan」。。。感想文はまだまだ続きます!
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
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