イケメン列伝其の参「天孫ニニギノミコト(瓊瓊杵命)」🎵〜「古事記」感想文8
「天孫降臨」の主役、瓊瓊杵命(ニニギノミコト)。
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
ショタ顔と言うことでまとめちゃいましたが!!
コノハナサクヤヒメとの結婚の時に、お顔がちょっとアレな姉を「ブスは無理ー!!」とか言っちゃって返しちゃって、失礼極まりない。
その上、コノハナサクヤヒメのご懐妊を疑って「ソレ、俺の子?」って、ダイレクト過ぎでしょ!!こう言うのをなんて言うんだっけ?
厚顔無恥!(厚かましくて恥知らずな事。)
天孫様がそんなんでいいの?って思っていたけど、そもそも生まれは天照大神の孫です!
しかも、彼の父親は生まれた時から厚顔無恥で、国譲りの時に「めんどくさ!」とか言って秒で戻ってきちゃったちゃっかり屋さんです。
謎が解けました。
あの父親にして、この子ありです!基本、陰キャラだったのです。
でも、母親が可愛いみんなのアイドルみたいなチヂヒメです。顔は母親似だったのでしょう。顔と性格のギャップはそこから生まれたのかもです。
そして結婚後、性格もサクヤヒメに鍛えられたかもです。
可愛いだけの女性だと思っていた妻コノハナサクヤヒメが、母になった途端に強くなり、今まで何でも思い通りになったのにそうはいかない状況にコロッと力関係が逆転。
母は強です!!覚悟が違うのです。
神代の時代から、本当は覚悟の面では女の方が一枚上手だったのかもしれません。
男が女を守る。みたいな構図が一般的ですが、それはうわべの話です。
内輪、家に帰ったら女が男を守る。と言った方がうまく行くのです。なぜかと言うと、女性が綺麗でいる事で男は外で頑張れるのです。
結婚は最大の修行と言います。確かに、今までの自分の人生での行動様式、考え方も全く違う人と一緒に寝起きをしていれば、「カチン」と来ることもあるでしょう。
それが、大事な「学び」です。そんな今までにない考え方に出会ったときに、どう対処するかでお互いの関係が違ってきます。
ニニギノミコトにも「命(ミコト)」がついているのだから、一回は叩かれる。それが、コノハナサクヤヒメノミコトだったのでしょう。
無事に三つ子が生まれてからは、良いお父さんになったわけだから、人の性格もいつでも変更可能だと言うこと。
「天孫」にいいイメージがなかったのですが、ショタ顔のおじーちゃんなんて考えただけで楽しくなっちゃいました。
まだまだイケメンはいるのですが、次回からは、第1章の見どころから順に振り返ってみたいと思います!!
日本の神様の物語は最高!「ドラマティックJapan」。。。感想文はまだまだ続きます!
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
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参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
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