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宅地を選ぶにあたって

建築物以上に高価な買い物であり、ちゃんとした基準の基本要素は把握しておきたいものです。
宅地を選んでいくにあたって確認しておきたい、いくつもの要素があります。
1.住宅地域 住宅地域の地域要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。 (1)日照、温度、湿度、風向等の気象の状態 (2)接道の幅員、構造等の状態 (3)都心との距離及び交通施設の状態 (4)商業施設の配置の状態 (5)上下水道、ガス等の供給・処理施設の状態 (6)情報通信基盤の整備の状態 (7)公共施設、公益的施設等の配置の状態 (9)洪水、地盤の状態や地すべり等の災害の発生の危険性 (10)騒音、大気の汚染、土壌汚染等の公害の発生の程度 (11)各画地の面積や形状 (12)街並みの状態 8 (13)眺望、景観等の自然的環境の良否 (14)土地利用に関する計画及び規制の状態  (15)近隣の医療施設の充実度 (16)学校など教育施設の有無やアクセス (17)土地の法的な権利関係

これら上記のファクターに加えて以下のことを考慮する必要があります。
土地の価値は需要と供給の原則に基づいて変化します。
一般に財の価格は、その財の需要と供給との相互関係によって定まるとともに、 その価格は、また、その財の需要と供給とに影響を及ぼします。
そして、中長期的な地域分析を考慮するとは重要です。
その対象不動産がどのような地域に存するか、その地域はどのような特性を有するか、また、対象不動産に係る市場はどのような特性を有するか、 及びそれらの特性はその地域内の人口動態を中長期的に予想する事が大切です。

三澤邦浩


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