”学問への入り口”百科事典とその家庭教育への役割について考える
はじめに コメニウス(1592~1670)が提唱する汎知主義(あらゆる学習者に、あらゆる知識を広く与えるべきという考え)を授業で学びました。かくいう安直な理由から、付け焼刃の薄っぺらな知識で百科事典の子供への重要な役割について述べようと思います。
学問への入り口としての百科事典 ふと自分の幼少期のことを思い出してみる。祖父母宅には、祖父が大学卒業後に大枚を叩いて買い揃えた『原色現代新百科事典』(学習研究社、1967年、全8巻+別冊、定価23,200円)がオブジェのごとく戸棚