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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

「こんな方にオススメ」
・幸せは今ではなく将来に訪れると思っている人
・将来が不安な人
・貯蓄が1,000万円以上ある人

この本を読むまでは、このような考え方は全くありませんでした。
資産を0で死ぬ。
これは衝撃だった。。
これまでは、老後や子どものために、明確な金額も決めずに、できる限り多くの資産を残そうとしていた。
具体的には、若いうちに無理のない範囲で節約し、その分を投資に回して、老後の心配をせずに、相続時には子どもに遺産を相続させる考えだった。
つまり、将来のために、今の欲望を必要以上に我慢していたのである。

3分で読める本要約(管理人)


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①幸せへの鍵は、自分にとっての幸福を知り、惜しみなく投資すること

人はモノではなく経験にお金を使うほうが幸せになれることを示している。
モノは買った瞬間の喜びは大きいが、次第にその喜びは減っていく。
だが、経験から得る価値は時間の経過とともに高まっていく。
人生でしなければならない一番大切な仕事は、「思い出づくり」です。

同じ経験をするにしても、若くして経験するか、歳を取って経験するかでは、経験を得た後の人生の長さが違う為に、若くして経験した方が今後の人生の役に立つ。
例えば、1,000万円を30代に渡すのと80代に渡すのでは、使い道が明らかに違う。
80代は体を動かすのも大変な為、貯金をして終わるだろう。
30代は旅行や家の資金に充て今後の人生にも役立つことになる。

莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。
その時間を取り戻すすべはない。


②子どもに財産を渡すタイミング

そもそも子どもたちには、あなたが死ぬ「前」に財産を与えるべきだ。
たいていの場合、相続のタイミングが遅すぎて、相続人は値打ちのある金の使い方ができない。
人が遺産を相続するもっとも一般的な年齢は、あらゆる所得層において60歳前後でピークに達する。
よって、子どもたちは相続した金を最大限に活用できるタイミングを逃しやすい。

では、子どもに金を分け与える最適なタイミングとは、いつなのだろう?
30才前後が適正だと考える。


『まとめ』

人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。

現実的に資産ゼロで死ぬとこは不可能である。
だが、それは問題ない。
ゼロで死ぬという目標を持つこと自体が、あなたを正しい方向に導いてくれる。
あなたは、何も考えずに働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていたこれまでの人生を変え、できる限り最高の人生を送れるようになる。
つまり、人生(今)を充実させようという意識が働くようになるからだ。

お金儲けは最終目的ではない。
お金儲けはあくまで、幸せになる為の手段でしかない。


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