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【私事】 おじいちゃんが旅立ちました。
ど〜も〜♪
最近は暗い話ばかりしている、老害戦士でーす!
本日2023年1月17日、母方のおじいちゃんが亡くなりました。
自分は周りから望まれた訳ではなく、母が反対を押し切り産まれた子。
なので、
親戚付き合いと言うのがほぼありませんでした。
愛し合っていない男女が駆け落ちし、なんか知らないけど子供が産まれた。
それが自分です。
しかし両親は共働き。小学校の夏休みや冬休みはどうするのか?
そこで、長期休暇の時に預けられたのが母方のおじいちゃんの家でした。
自分にとって母方のおじいちゃんは特別な存在でした。
父方の親戚は、母の事をとてつもなく嫌っており、自分も悪の元凶。
母方の親戚も何か距離を感じ、心を開けず会う度に苦痛でした。
しかし、母方のおじいちゃんだけは優しかったのです!おばぁちゃんはそもそも子供嫌い。預かるのが面倒くさかったと思います。
気持ちが良い程に面倒くささが出ておりました!w
「黙ってなさい!」
「面倒かけないでちょーだい!」
そう言われると余計にイタズラをしたくなってしまいます。
おじいちゃんとおばあちゃんの家は、ボットン便所にマキストーブ!
ボットン便所は落ちたら死ぬと言われてたので、トイレはドキドキでした。
楽しいのはマキストーブ!絶対皆様はやらない方が良いですが、火遊びが楽しい♪
マキストーブの中にキン消しとかガン消しを入れて、溶けるのを見る!
お〜!溶けて行く!
そして異臭を放ち始め、
「アンタまた何か燃やしたしょ!オネショするよ!」
と、ばあちゃんが怒る。
放火魔にならなくて良かったな〜と思うくらい火で遊んでました。
田舎すぎて外に出ても何もないんです!>_<
おじいちゃんの家の近くには、気まぐれで開く商店が一店。
後は、かなり歩かないといけない生協。
その途中には絶対近づいてはいけないと言うダムがあります。
このダムが本当に危ない。つまづいたら落ちちゃうんじゃないかっていうくらい、周りのガードが低いんです。
夏なら虫がたくさんいます。
メチャクチャでかいトンボとか、殿様バッタを追っかけてました。
夕方になると仕事が終わったおじいちゃんが帰ってきます。
一緒にフロ入って、一緒にメシ食って、一緒の布団に寝ます。
何で自分はそんなにおじいちゃんに懐いていたのか、自分自身分かりません。
とにかく、おじいちゃんの帰りを待ってました。
冬は餅つきをします。
まだ寝ていたいのに、おばあちゃんに叩き起こされお正月の準備。
会いたくない親戚がやって来ます。
預けられている自分は、むしろ準備をして待つ側。
フキを剥いたりゴボウを洗ったり、出来る範囲でやらされました。多分、放って置いたらすぐ火遊びをやりだすので何かをさせていたかったのかも知れません。
今、1つだけ気になる記憶が残っています。
突然思い出しました。
おじいちゃんは青森のイタコをやっている家の出身。当時はまぁまぁお金持ちだったみたいです。
今はもう、土地も山も無くなり、財産もぶっ飛んだみたいです。
相当昔におじいちゃんが、家を出た理由を話していた事を思い出した様な気がします。
それがとても曖昧な記憶として思い出しました。
おじいちゃんが、車か農機に乗り込み発進した時に、叫び声が聞こえた。
下を覗くと人を巻き込んでしまっていた。
そんな話をしていた気がするんです。
大怪我させたのか、亡くなったのか、そこまでの記憶はありません。
きっと今頃、謝って仲直りしていると思います。
おじいちゃんは最後まで痴呆症になりませんでした。
排泄物は共に、自分では出来ないので垂れ流しです。
それを家族が処理する。とても毎日が苦痛だと嘆いていました。
自分は介護の仕事をしていた事があります。痴呆症になると大変だと思います。しかし、
身体の自由がきかず、人の世話が無いと生きられなくなった時、自分は痴呆症になった方が楽だと思います。
お風呂も他人と入ります。
トイレも。
ご飯を食べるスピードが遅い場合は、食べさせてもらう事もあります。
これらを、自分より若い人にやって貰うのです。きっと、プライドが傷つきます。
人に迷惑を掛けて生きている
今まで一家を支えて来た男性や女性は、余計に自分の情け無さに涙します。
皆さんに怒られるかも知れませんが、身体が持たなくなったら痴呆症になった方が楽だと思います。
本当におじいちゃんは最後、苦しそうでした。
情けない。
情けない。
情けない。
なので、自分が調子悪い事を言いません。
もう身体中、ガンだらけ。
なのに、痴呆症では無いので、情けない記憶が蓄積していきます。
殺してくれなんて言ってきません。
そんなモノ、家族に背負わせちゃいけないのは分かってます。
なので、悲しい気持ちはありません。
やっと楽になれたんだなーと、何か複雑な感情です。
先に行っているばあちゃんに、上手く合流出来るといいなーと思っております。
と、今回は単なる感想文でした。^_^;
では、
まったねー!(*´꒳`*)
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