【物語風】自分の考える公務員とは?
こんにちはー!
札幌の道路は雪が溶けて、靴がビチャビチャの老害戦士です!
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【前書き】
自分が産まれた時、消費税という税の仕組みは存在しませんでした。
100円の物は100円。
200円の物は200円。
税込価格、税抜価格なんて言葉も一般的ではありません。
道市民税もありません。
道市民税は会社の給与から引いてくれる会社もあれば、別途個人で払わなければならない会社もあります。
後から出来た仕組みなので、対応出来る会社と対応出来ない会社があるのだと思います。
いつの間にか滞納して莫大な金額になっている!>_<
そんな方もいるのではないでしょうか^_^;
税が増えるだけでは無く、税の項目までもが増えています。
そしてこれらは、国民が税の増額の必要性を感じ増やしたのでは無く、税を貰っている側が増やしました。
日本を維持するためには増税は必要だったのかも知れません。
しかし、増税による国の繁栄や弱者救済の実感は乏しく、
ただ税が増えただけなのでは?T^T
こう感じている国民も少なくないと思います。
そもそも、税を貰っている側が増税を決めるという事自体、自分は違和感を持っています。
一般企業に例えると、社員が給与増額を決めて社員が勝手に多数決をして決定しているのと変わらないと思います。
そりゃー増額になるに決まってんじゃん!(>_<)
自分はそう思ってしまいます。
今回は、「自分の頭の中に描く公務員の仕事」を皆様にお話したいと思います。
これは自分のイメージですので、実際の世の中とは異なるかも知れません。
暇つぶし程度にお読み頂けると幸いです。
【ミニトマト村創設】
私とアナタはミニトマトを畑で作っています。
気候は基本的に同じで毎月収穫が可能です。
私とアナタは同じ大きさの畑を管理して、毎月1000個のミニトマトを収穫する事で生活しています。
それぞれが独立し、互いに1000個のミニトマトを毎月収穫し、その他の衣食住と交換しながら生きています。
豊かでも無く貧乏でもなく、それなりの生活が出来ています。
しかし!問題が発生しました!
イノシシが夜中に現れ、ミニトマトを食い荒らす様になってしまいました!(>_<)
最初は軽微な損害でした。しかし、徐々に損害は大きくなり酷い時には、
老害戦士の収穫→600個
アナタの収穫 →700個
すでに自分達の収穫量と同じくらいイノシシに荒らされる事態にまでなりました。
時には老害家のみ多大な損害が発生する時もあれば、アナタの畑のみ多大なる損害が発生する事もあり、戦々恐々とした日々を過ごす事になりました。
そんな時、アナタは老害家にやって来ました。
「このままではイノシシが増え続け、いつか自分達は生活が出来なくなるかもしれない。共同でイノシシ対策をしないか?」
老害戦士はアナタにそう提案されました。
そして老害戦士は思いつきました!
「自分が夜中に起きてイノシシから畑を守るから、アナタに自分の畑も管理して貰いたい。」
自分はアナタと昼夜逆転の生活をします。そしてイノシシ対策をする。アナタは2000個分のミニトマト畑を管理する。そして、ミニトマトは収穫出来た分を半々にする。
そう提案しました。
アナタはその話を承諾。
老害家→イノシシ対策
アナタ→2000個分のミニトマト畑の管理
収穫は半分半分。
この約束のもと「ミニトマト村」と自分達の土地に名前を付け管理する事にしました。
【ミニトマト村創設開始】
最初はお互い上手く行きませんでした。
老害戦士もイノシシ対策に大苦戦。どこから現れて何匹いるのかも不明。せっかく夜中に起きていても少ししか結果を出せませんでした。
アナタも畑が2倍になった事でとても大変。作業方法や効率向上を図らないと簡単な作業ではありませんでした。
互いに起きている時間を長くし、支え合いました。
老害家も畑仕事を手伝い、アナタもイノシシ対策について相談に乗ってくれて、お互いの大変さを分かち合いながら村のミニトマト生産の安定を図りました。
そして、少しずつお互いのスキルがアップ!
老害家はイノシシの通り道やイノシシの数を把握し、対策すべきポイントを理解し始めました。
アナタも農作業の方法を変更し、手伝いが無くともミニトマト2000個分の管理が出来るようになっていました。
そして、最低でもミニトマト1600個を生産する事に成功!
互いに800個のミニトマトが手に入る様になり、イノシシ被害に遭っていた時よりも収穫が安定し始めました。
【ミニトマト村、中期から後期】
村を創設してから10年目以降。
老害家もアナタも互いの助けは不要になり、自分の仕事は自分だけで出来る様になっていました。
互いに家庭を持ち、生活は安定していました。
たまにはお互いにミスもあります。
僕がイノシシ被害を出してしまったり、アナタが収穫でミスをしたり、それは仕方ありません。
少し喧嘩をする事もありましたが、収穫は安定していました。
アナタはミニトマト生産に関してはプロフェッショナル。僕にはアナタと同じレベルで畑仕事は出来ません。
そして老害家はイノシシ対策のプロフェッショナルとなっていきました。
この仕事も簡単に出来る事ではありません。
互いに交代が出来ない程に、それぞれプロフェッショナルとなっていきました。
創設から16年目以降、更に安定感は増しミニトマトが最高収穫の2000個に達する事も出来るようになっていました。
老害家もイノシシ対策が安定し、イノシシを狩る事も出来るようになっていました。
挨拶がてらアナタにイノシシの肉を届けれる事が出来るほどに管理出来ていました。
20年目以降はお互いに、次世代に仕事を引き継ぐ作業に移っていきました。
これ以降問題が起こる事はなく、村が解体されるまでの80年間、親子三代に仕事を引き継ぎミニトマト村は平和が続きました。
創設から80年。
ミニトマト村の仕組みは他の土地から手本とされました。
イノシシ対策の為に分業する!
これが広まっていたのです。その結果、もっと広い範囲で分業し、イノシシ対策の人と畑を耕す人に分かれもっと効率的にする事が進められました。
そして、
ミニトマト村は解体されましたが、もっと沢山の人で集団をつくりミニトマト国が建国されたのです。
すると、ミニトマト1000個弱が皆んなに行き渡るだけでは無く、完全に仕事をしなくても良い日を作り出す事に成功し、皆んなが休みの日を得ました。
アナタと老害家で分業した事は、周りの人達にも影響を与え広くミニトマト収穫の安定をもたらしましたとさ♪
チャンチャン♪
【老害家の80年】
ミニトマト村創設から18年目以降、老害家はかなりイノシシを管理出来るようになっていました。
自分達の畑に行く為のイノシシの通る道は完全に封鎖、イノシシの巣の位置も全て把握し危険な大きさのイノシシは退治できるようになっていました。
むしろ、自分の畑に来るイノシシを完全に排除する事すら可能になっていました。
しかし、自分は適度にイノシシを繁殖させていました。
イノシシが居なくなるとイノシシ対策は不要。アナタとは元通りの関係に戻ってしまいます。
ほぼ何もせず1000個弱のミニトマトが手に入る今の環境を、失いたくなかったのです!
ミニトマト村創設から18年目のこの時は、1ヶ月に一度くらいイノシシの成長を確認するだけで問題はありません。
老害家はわざとイノシシ被害を出すくらいの余裕がある程にイノシシを管理出来ていました。
アナタはそれを知りません。
時間の余った老害戦士は、畑を耕しました。そして、自分だけのミニトマトを収穫していました。
そのミニトマト畑は以前維持していた畑と同様の1000個規模。
なので、
アナタは2000個分の畑を耕し、取り分は1000個。
老害家は1000個分の畑を耕し、取り分は2000個。たまにイノシシを見に行く。
この様になっていたのです!
そして村創設から19年目。
老害戦士は更に暗躍します。
新しい畑の近くに村人Bが住んでいました。ここの家族もミニトマトを作っており1000個規模。
イノシシ被害を調整出来る老害家は村人B家に対しイノシシを誘導。
村人B家にイノシシ被害をもたらしました。
村人B家の収穫は月500個程度まで激減し、困り果てていました。
そこにアナタと同じ条件での契約を提示。村人B家はイノシシ被害が止まるならと喜んで契約し承諾。
村人Bは、自分の畑と老害家の新しい畑、2000個規模の農作業を引き受けてくれました。
ここに「第二ミニトマト村」が創設されました。
老害家のイノシシ対策の範囲は広がりますが、管理可能です。
アナタと作った初代ミニトマト村はもう既に手をつけなくても大丈夫な程にイノシシの管理は出来ています。
初代ミニトマト村、創設21年目には、
アナタ→ミニトマト1000個
(畑仕事、ミニトマト2000個分)
村人B→ミニトマト1000個
(畑仕事、ミニトマト2000個分)
老害家→ミニトマト2000個
(イノシシの見回り)
老害家はほぼ何もしなくても2000個のミニトマトが手に入る様になっていました。
ここで老害家はある事に気づきます。
ミニトマト2000個あっても、食べきれず欲しい物もない!(>_<)
そして老害戦士は跡取りに仕事を教えつつ、畑も無く仕事もなく、生活に困っている男を探しました。
そして畑もなく仕事もなく、自殺寸前の村人Cを見つけました。
「月にミニトマトを800個あげるから、イノシシ管理の仕事をしないか?」
村人Cは喜んで承諾!
老害戦士は村人Cにイノシシ対策の仕事を教え込みました。
そして、アナタと村人Bとは絶対に接点を持たず、持ったとしても村人Cがどの様に生活しているかは絶対に話をしない様に約束をしました。
老害戦士は跡取りに自分のやっている事を伝えつつ、初代ミニトマト村と第二ミニトマト村との交流もしながら、村人Cを育てました。
初代ミニトマト村、創設24年目には毎月、
アナタ→ミニトマト1000個
(畑仕事、2000個分)
村人B→ミニトマト1000個
(畑仕事、2000分)
村人C→ミニトマト800個
(イノシシ対策)
老害家→ミニトマト1200個
(見守るだけ。無職)
こんな事になっていたのです!
【何故ミニトマト国が出来たか?】
初代ミニトマト村創設より26年目以降。
老害家は何の不満も無く生活し続けました。しかし、このシステムは全員が健康である事を前提に作られています。
老害戦士は元々畑仕事をしていました。そしてイノシシ対策をやっていた本人です。
初代ミニトマト村そして第二ミニトマト村、イノシシ対策。
どこかで働けない人が出てしまった場合、畑仕事の能力は半分しかありませんが、代わりをする事が出来ます。
そして、初代ミニトマト村創設34年目。
老害戦士はあの世に旅立ちました。
老害家は二代目の老害兵士へと代が移りました。
残念ながら兵士は何も出来ません!
見ているだけでやった事がない。なので不安になりました。
そして老害兵士は同じスキームで村を次々に作り、老害家と同じ様に何もしなくてもいい人を作り出しました。
その新たに誕生した何もしなくてもいい人に畑仕事やイノシシ対策を学んでもらったのです。
そして初代ミニトマト村創設から75年を過ぎた頃からこの仕組みが隠しきれなくなりました。
そこで何もしなくてもいい人達が考えたのが、個々に契約する村では無く、全ての人を巻き込んで国にしてしまえば誰が何をやって何を得ているのか分からなくなるだろう。
皆んなに休みが出来るから、みんなでミニトマト国を作ろう!
そんな世論を作り出し、バレる前にミニトマト国を作る事に成功しました。
これが老害家の歩んだ道です。
ミニトマト物語 完
【公務員とは?】
自分の考える公務員は、ミニトマト物語でいうイノシシ対策員です。
生産者の妨げになる事を代わりにやっているイメージです。
生産者の収入が減れば、イノシシ対策員の収入も減る。
自分にはこれが当たり前に思うのですが、日本の公務員は国民が苦しくなっても給料が減りません。
ミニトマト物語で行くと、イノシシ対策員の取り分を折半では無く、ミニトマト1000個と固定した場合、初代ミニトマト村でアナタがもし1500個のミニトマトしか収穫出来なかったとすると、
アナタ →500個
イノシシ対策員→1000個
何と無く不平等を感じませんか?
しかし、今の日本はこのシステムです。
そしてミニトマト物語でわかる様に、土地に平和が訪れると、公務員の数は不要になっていきます。
しかし、必要性を生産者に感じて貰える様に問題解決はしないと思います。
今の日本は、ミニトマト物語の中の「何もしなくていい人」そしてイノシシが居ないのに「イノシシ係」が増え過ぎてしまっていると自分は思っています。
このミニトマト物語が、自分の頭の中に描く公務員のイメージです。
最前線で働く公務員の方は絶対に必要です。
問題はその後ろだと思ってます。
【最後に】
この自分のイメージが正しいかどうかは分かりません。
ただ単純に、自分の思い描くイメージです。
皆様はどの様に感じましたか?
という訳で今回は以上です!^_^
それではまた次の記事で!^ - ^
まったねー!(≧∀≦)
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