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山の暮らしは。

2023年3月13日(月)
こんばんわ。
この日は、家族の女子メンバー(年齢推定30歳~80歳くらい)総出で、祖父の山の家の様子を見に行ってきた。
家から1時間半、車を走らせる。途中、町の精肉店に寄ってコロッケを買う。ここの精肉店、知る人ぞ知るかなり有名店であり、わたしはコロッケが大好きである。店のショーケースには残り8個のコロッケ。
これは、買うしかない。
「ここにあるコロッケ、全部買えますか?」
こんな台詞、初めて言った。
店員さんが、店内にいた他のお客さんに購入意思がないかどうか確認してから、無事8個購入成功。ふふふ。

その後、精肉店の近くの地元のスーパーでお昼ご飯を購入して、家へ向かった。
無事到着し、駐車場に車を停めて家への坂道を登っていく。登り口にすぐ「ふきのとう」発見。もうだいぶ大きく育ってしまっているが、若い花をつけたものを採っていく。天ぷらも美味しいが、今回は佃煮にして食べよう。

今回は、春の山菜採りに向けて枯れた草や木を刈っていく。
これで、山菜を見つけやすくなるのだ。


築60年くらいの古民家

それぞれ、カマ、のこぎり、竹ぼうきを片手にいざ草刈へ!
去年の蕨が伸びきった枯草が多量にあったり、弱って折れてしまった桜の枝や、伸びきってしまって道中のじゃまになった枝たちを切って、切って、切りまくっていく。
枯草は集めて、庭の古い五右衛門風呂の釜で焼いていく。

いたるところに、ラッキョウの葉が生えているのでこれは抜かないように、そのまま。ばあちゃんはラッキョウの酢漬けが大好物なので、ちゃんとラッキョウを採らなければならない。ネギみたいな葉っぱなので見慣れると分かってくるが、知らなければ普通の草に見える。

田舎なので、12時になれば地区放送がかかり、12時を知らせてくれる。
お昼ご飯の時間。
スーパーで買ってきた春のちらし寿司と、精肉店のコロッケ。
「みんなで食べるごはんは、美味しいね」
ばあちゃんが嬉しそうにしていた。ほんとにそうやね。

午後から、また気合を入れて草刈の続きを始めた。
くねくね道の間に、畑というか、草木が育っている庭が続いており、その道から1段か2段ほど段差を降りていかなければならない。経年変化で少しずつ土が下方に流れてしまって、その段差が大きくなり、畑に降りにくくなったので、母の提案で階段を作ることになった。

試行錯誤してようやく階段が2段できた。

手作りの階段

疲れたが、なんとか形になって良かった。
体力を使い果たしたので、これにて本日の作業は終わり。コーヒーを1杯みんなで飲んで休憩。

近所に一人暮らしをしている親戚のおじちゃんに挨拶をして帰ることとなった。そのおじちゃんは、なかなか変わった人だが、とても気がよくて優しい人だ。
ちょっと話して、すぐ「しいたけを持って帰りや。」と、自分が育てた原木シイタケ栽培の場所まで案内してくれて、好きなだけ持って帰っていいと言ってくれた。優しい。

ほんとビックリするほど立派なシイタケ!厚みがすごい!

山ほどシイタケをいただき、「また来ます」とあいさつして、おじちゃんに手を振って帰路についた。

10分くらい車でいったところに、クラフトビール屋さん「BLUE BREW」さんが営業されているので、みんなで寄り道してクラフトビールをそれぞれ購入。
シイタケを焼いて、ビールを飲む。
最高の晩御飯がみえている。

楽しい一日。
よく働いて、気持ちいい疲労感。
またすぐ春になれば山菜を取りに来る。その時は家の写真や動画も撮影してみようと思っている。

少しずつだが、この古民家を再生して畑や果樹も復活させれたらいいな。
楽しみながら、一歩一歩やっていこう。



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