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ラヴリエスト〜愛のある包摂的な社会活動を目指して〜 𝙲𝚄𝙻𝚃𝚄𝚁𝙴/𝙰𝚁𝚃/𝙰𝙽𝙸𝙼𝙰𝙻/𝙽𝙰𝚃𝚄𝚁𝙴 𝙻𝙾𝚅𝙴𝙻𝙸𝙴𝚂𝚃基金(完全非営利/文化・芸術・動物・自然)

最近の記事

ユキヒョウ

幻な動物といわれる#ユキヒョウ(#Pantherauncia)は#IUCN(#国際自然保護連合)の#レッドリストで、「#VU(#危急種 )」に指定されている、絶滅の恐れの高い種。 しなやかでふさふさの長い尾と、見事な斑紋を散らした白銀の毛皮を持ち、氷雪厳しい高地の生態系に幻の動物として君臨しています。 世界で残っている個体数は3,300頭以下と考えられており、🇷🇺#ロシア 、🇲🇳#モンゴル 、🇨🇳#中国 、🇰🇿#カザフスタン の国境地帯に広がる大山脈群一帯(アルタイ・サヤ

    • 保存と保全

      保全と保存の違い。 保全と保存の概念の違いは、人間が主に自然環境を守ろうとした時に顔を出し、時に対立を生みます。 もちろん、どちらも#保護(#protection )するという目的は一緒ですが、その概念は根本から異なります。#鬼頭秀一 さんは著書「#環境の豊かさをもとめて 」昭和堂(1999年)の中で下記のように説明しています。 #保全(#conservation)は「人間に被害が及ばないようにするために、自然環境を保護する」こと。 #保存 (#preservation

      • 野生動物について

        野生動物とは自然環境のなかで生活し、人為的な飼育や繁殖がない状態で自立して、生息をしている動物のこと。人間は野生動物が本来の生活を維持できるよう、積極的な関わりを持つべきではないというのが、お互いの危険を回避するためにも基本的な距離感だと言われています。 個人がしてしまいがちで、最も両者に危険を及ぼすのは「餌付け」だと思います。(生ゴミの処理不足含む)人間の居住区生で野生動物に餌を供給することは、その野生動物を危険にさらすことになります。(駆除対象となったり、交通事故のリス

        • トラ

          #レッドリスト とは、絶滅のおそれのある#野生生物 のリスト。国際的には、スイスに本部を置く#国際自然保護連合 (#iucn )が作成しており、その正式名称は「The IUCN Red List of Threatened Species」です。日本国内でも、#環境省 や地方公共団体、NGOなどが独自に作成しています。 現在、実に4000種近くの#絶滅危惧種 が存在します。 日本でも馴染みのある#トラは、20世紀初頭、10万頭が生息していたといわれますが、現在約4,000

        ユキヒョウ

          日本の狩猟について

          私が理解している狩猟の目的は大きく分けて3つです。 ①野生動物管理(自然保全上の社会的な役割) ②食糧(いわゆるジビエ)の獲得 ③物資(角や毛皮等)の獲得 現代はハンターの高齢化問題もあり、①の課題は緊急性を要していると言われています。(②③は①の活動をする上で得るものという認識です)ちなみに私が住んでいた町は、熊がその辺に突然現れたりする地域だったので行政機関や解決してくれる地元の猟師さんはとても頼れる存在でした。 ①がままならず、山の獣が増え続ければ、餌や生息地が不

          日本の狩猟について

          動物愛護について

          #動物愛護 (#animalprotection )は、動物に対して人間がどう思うか。 #動物福祉 (#animalwelfare )は、動物にとって何が良いのか。似た概念のようで全く違います。 日本では動物福祉よりも動物愛護の方が浸透傾向にあり、愛護には「愛する、護る」という意味があるように、人によっては道徳感や捉え方が大きく異なるのも特徴のひとつです。 みなさんは#生類憐みの令をご存知ですか?犬ばかりを保護して民衆を苦しめた「悪法」と語り継がれる第5代将軍・#徳川綱吉

          動物愛護について

          動物福祉について

          #アニマルウェルフェア の起源は、英国の動物福祉活動家ルース・ハリソンが#1964年 に刊行した自身の著書「アニマル・マシーン」の中で工業生産 のように行われる#畜産 や#工場畜産 を批判し、読者が反応したことであると言われています。 #animalwelfare アニマルウェルフェアは#畜産業 の営みを認め、その中で動物の自由を尊重・保障する考え方です。具体的には#5つの自由 #thefivefreedomsforanimal を土台としています。 ①Freedom

          動物福祉について

          世界の動物事情

          🇸🇪スウェーデン(#sweden ) #ペット保険 の発祥の地で福祉のイメージが強いスウェーデン。飼育者はペットの習性(犬や馬であれば群れる動物であることなので複数飼育する等)を配慮する義務があります。犬のお留守番6時間まで(太陽が差し込み景色が見れる場所で)、リードでつなぐのは1時間(室内でも)等。もちろん動物を苦しめるブリーディングは違法です。動物と暮らすことは人間の当然の権利なので、ペット可物件という概念もありません。また、アニマルシェルターが少ないのも特徴です。 🇨

          世界の動物事情