食事を変えたら一変した?
先日、「菌ちゃんふぁーむ」代表の吉田俊道さんのオンライン講座を受けたけれど、その吉田さんのHPで紹介されていたコチラの本を読んでみました。
興味深かったのは、海外で普通学校では対応できない学生を集めた高校を開校し、給食を変えたら一変したという話。
人工着色料&甘味料、精製小麦&砂糖をやめ、校内の自動販売機や売店も排除し、新鮮な野菜と果物、豆、ナッツ、全粒粉穀物の給食にしたところ、静かに授業に集中し、先生と生徒の交流が盛んになったという。
それが食によるものなのか裏付けをとるために、ジャンクフードの日も設けてみたところ、教室は荒れ、無気力や怒り、狂暴になる学生が現れたそうだ。
加工食品やジャンクフードには脳が健全に働く効果があるといわれているオメガ3やビタミン、ミネラルが含まれておらず、カロリーはあっても体が慢性的な栄養失調状態に陥るという。
そうすると、カロリーは臓器のメンテナンス→成長という順で消費されるため、認知や交流といった部分は後回しになるらしい。
体は頭より賢いと著者は言う。
最先端の研究によると、健全な食で暴力も減り、成績が上がって学ぶ力も高まるということがわかっているそうだ。
とはいえ、たまにジャンクを食べたり白砂糖使用のケーキやお菓子を食べたりすることは心の栄養になると思うので、子どもには厳しくダメ!ということはしていません。
なんでもバランスが大事ですよね。こういう情報を頭の片隅に置きつつ、自分で選択していけばいいかなと。
白黒だけでなくグレーもある世界。おいしく楽しく食べるという食べ方も、何を食べるかと同じくらい大切だと思っているので、バランスを大事にしながら日々の食事を楽しみたいと思っています。