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自分をお外に連れて行ってくれる服 ~自分をもてなす#6~

10年ぐらい前だろうか。
近所にそれは素敵なフランスからやって来た婦人服のお店が開店した。

店員さんはワタシに合う服、似合う服を訪れる度に見繕ってくれた。

フランスのファッションの極意が、ワタシのDNAに組み込まれた。

その店が撤退し、ワタシは、自分に合う服似合う服を探す旅を、今度は自分でしないといけなくなった。

楽しいものだ。
探す手間はあるけれども、楽しい旅だ。

さて、今日の本題。

そのフランスファッションの極意であるが、

・着心地の良さ。

・色を楽しむ

・スタイルを決めて着こなす

・巻物で工夫する

・エレガントに見せる

・良い物を長く楽しむ

・絶妙なバランスで着こなす

こんな風に、フランスファッションは、手を少し変え品を少し変えながら、自分のエッセンスをファッションに生かすのだ。

つまり、生きてきた経験や体験が、その人の美しさとなり、お洒落さのドレッシングとなるのだ。

まさしく、それが、人生のスタイル。

さて、今日のまとめ。

フランスファッションに身を固めていた頃のワタシは、外に出るのがとても楽しかった。それはそれは散財したし、少し背伸びもした。
日本の流行とは少し離れた所に居たけれども、自分の本流を楽しく生きているようだった。

自分に呼応する洋服は、ついおざなりになりがちな自分を、まず鏡の前に立たせ、外に連れて出て行ってくれるチカラがあると、その時に気づいた。

ワタシの手足や身体の線を、楽しく彩り、生かしてくれる洋服。

オシャレに巻物をするだけで、颯爽と出かける心に拍車が掛かる。

休日の疲れでお尻に根が生えそうなワタシの背中を押してくれる、そんな洋服をワタシは求めているらしい。