あいなつ

田舎住みの20代、在宅オタク。 歌詞のようなものを書いたり、本や推しを紹介したり。

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田舎住みの20代、在宅オタク。 歌詞のようなものを書いたり、本や推しを紹介したり。

マガジン

  • 【歌詞】のようなもの

    趣味でただただ書いている歌詞(のようなもの)をまとめました。

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最近の記事

【歌詞】『兎兵法』

4つ目の夢の中にきみは居て ずっと手を振っているんだ こっちに来てって意味なのか それとも来ないでって言っているの? うわごとみたいな I love youを送ってみた メーデーメーデー呼んでも きみは来ない 悲しみは左手のポッケに 溢れそうなのを押し込めて きみを苦しめる世界は ぼくの目には見えなくって 的外れなことを言って 余計に悩ませる インシデントを起こして 落下する青い鳥 あぁ 遅かったか 退屈な魔物が牙を剥いてきた ふつーに泣けちゃうんだ 君が好きだって

    • 【歌詞】『モノローグ、始発を待つ』

      終電が通り過ぎていく 乗らなかったのは態となんでしょう 始発を待つあいだに見た夢と 独り言は君しか知らない 集めた宝石が輝きだすまで 噛み締めた奥歯はその分削れてく あの日決めた選択 答えは永遠に出ないとしても 胃を痛めた刻が報われますように 幸せを見せてください 君が進むなら 私も付いて行く 反対の電車に乗れば 戻ること出来る筈はないでしょう アイスを買う 夏の手前でふと 出逢ったころの君と重なるよ バラバラなピースがひとつの絵になる 過ぎてった時間は掛け替えない

      • 【歌詞】『love distance』

        好きなのに触れられない距離にいる 物理的にも 理論的にも 会いたい 逢いたい 相対な 夢の中でいいから 思っても 想っても 重いから 少し軽くしなくちゃ 画面越しの彼の指 私の隣に来てよ あなたの隣に行けないから 手を伸ばしても広がっているのは空間 こんな気持ちになったのは全部 全部 恋という名前が存在しているせい 好きなのにどうでもよくなってしまう 物理的とか 精神的とか 見てたい 観てたい 魅てたいな ずっと続く限り 巡っても 廻っても 環るたび 近いはずなのに遠

        • 【歌詞】『継いで 接いで』

          頭のてっぺんから足の先まで 継ぎ接ぎだらけの僕なんです 君を最終便へ押し込んで見送った 僕はそんな出来た人間じゃないんだ 手を振った 首を振った 気を狂った 止めたほうがいいよ 僕を好きでいること これ以上好きになったら 悪い所探しが始まってしまう 嫌いになろうと2人の間に傷を付ける 自然淘汰された誰かの言葉を 投げ掛けてるだけ ベッドの上 今日も眠れない 天井パレイドリア 分かりあっている それは思い込み 頭のてっぺんから足の先まで 継ぎ接ぎだらけの僕だから 君が

        【歌詞】『兎兵法』

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        • 【歌詞】のようなもの
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          2本

        記事

          【歌詞】『片隅のプシュケ』

          君の足音が聞こえなくなって 幾夜が過ぎたのでしょうか ついに咲かなくなった 金魚草 落下するケサランパサラン タンスの奥から逃げた幸せ 死んだフリしても 獣は見遁してくれなくて 血の匂いだけが遺留した裏道 君はいつも僕の目を隠していたけれど 僕らが生きてる世界は そんなに汚いのかな 誤魔化した時に喉が鳴る その笑い方が好きだった 今でも君の気配を感じてる 電波を受け取らなくなった時計は 12時で待ちぼうけ 霞の中で僕が 見たのは枯れ尾花 君はいつか月へ帰ってゆくのだろ

          【歌詞】『片隅のプシュケ』

          【読書】名刺代わりの10冊

          今回は、こちら! Xには投稿済みだったのですが、こちらでは細かく紹介していこうと思います。 『暗いところで待ち合わせ』 乙一 表紙やあらすじで怖いと思われている方も多いかもしれませんが、心がほっこりするようなシーンもある、素敵な作品です!映画も好き! 『メアリー・スーを殺して』乙一 他3名 この本、アンソロジーですが全て同じ作家さんが書いている1人アンソロジーなんです! 特に、『山羊座の友人』という話が好きです! このコミック版を確かテレビで、櫻坂の森田ひかるちゃん

          【読書】名刺代わりの10冊

          【歌詞】『キャンディー』

          おかしの当たり ラッキーナンバー 目眩く季節を越え 綺麗な夢 見ながら 今を生きている 恋をして 失恋して 過ぎていく年月 枯れるほど涙を流しながら 今を生きている 時々不安になる 私はBaby 明るい空 緑の草 1粒のキャンディー Darling Darling 教えてよ 私が今ここにいる確かな意味を Darling Darling 心が くしゃくしゃになる前に 教えてよ 虹色 茜色 繰返す季節を越え 綺麗な空 見ながら 今を生きている 大スキ 大キライ 消え

          【歌詞】『キャンディー』

          【歌詞】『けっこん』

          君に降る雨が止まないな あぁ 止むことを知らないみたいだ 傘を差し出す僕の手は あぁ 嘘みたいに冷たかった 血がにじむ くちびるからの言葉 全部拾ったつもりだけど なんだか落ち着かないな 殺める時も健やかなる時も 隣にいてくれますか 秘密がどこに隠れているかなんて 探さないで生きて行こう 水たまり また1つ増えた 君の足下 君に降る雨は涙なんかじゃない あぁ そんなことは分かってる 雨雲を作る僕の心は あぁ 嘘みたいに鈍感でした スニーカー かかとを踏み潰してる 急ぐ

          【歌詞】『けっこん』

          今後、どんな記事を書いていこうか悩んでおります。 歌詞も投稿していきたいのですが、ストックが無くなってきたので投稿頻度が減る予定です。 私の記事を読んでくださっている方で、リクエスト(歌詞、小説紹介など)ありましたら、コメントお願いします!

          今後、どんな記事を書いていこうか悩んでおります。 歌詞も投稿していきたいのですが、ストックが無くなってきたので投稿頻度が減る予定です。 私の記事を読んでくださっている方で、リクエスト(歌詞、小説紹介など)ありましたら、コメントお願いします!

          【推しまとめ】

          現在の推しをまとめました。 坂道グループ乃木坂46 ・矢久保 美緒ちゃん ・五百城 茉央ちゃん ・池田 瑛紗ちゃん 櫻坂46 ・小池 美波ちゃん ・石森 璃花ちゃん 日向坂46 ・高本 彩花ちゃん ・髙橋 未来虹ちゃん 歴代の推しなどはこちらをお読みください ≒JOY ・小澤 愛実ちゃん ・天野 香乃愛ちゃん FRUITS ZIPPER ・鎮西 寿々歌ちゃん ネット活動者(歌い手)すとぷり ・莉犬くん AMPTAK×COLORS ・ちぐさくん

          【推しまとめ】

          【歌詞】『ヒロインごっこ』

          狭いワンルーム 花瓶に挿した花は枯れた ドライフラワー 額縁と飾って 投稿して 寝坊して 食パンくわえて スマホ探す 幼馴染 初恋 今の彼氏 まさか 本当はそこらへんで拾ったダウナー系 副流煙 彼と同じ空気を吸って 寿命を削った 失恋ソングをバスの中で聴いて ヒロイン気取って 窓にもたれて泣く 髪型もメイクも 昨日のドラマに出ていたあの人の真似 あぁ 似合わなくて ジーザス 借りた少女漫画 甘すぎて胃に靠れて吐いた カップラーメン タイマーで計って 3分待って 寝落

          【歌詞】『ヒロインごっこ』

          【歌詞】『シャングリラ クライシス』

          寝惚け眼の兎を月に還して 1人きりのお城に戻ろう 温めたミルクにチョコを溶かして 甘い夜に戯れ付く 家庭教師のあの人は嘘吐きね 命の無いものだって涙を 流したいに決まってるでしょ 愚かな夢を見ないように 欠伸を噛み殺す きっと地球最後の日も笑ったまま 傍観して 昨日の夕食のメニューを 思い出したりするのだろう プラネタリウムは私の生まれた 日を模した星空のまま壊れて 置き去りのファンタジー グリム童話のエネミーは黒く塗り潰し お姫さまは幸せになるの 生温い空気にしゃぼん

          【歌詞】『シャングリラ クライシス』

          【推し遍歴】〜番外(作家)編〜

          今回は、推し遍歴の番外編として好きな作家さんを箇条書きにはなるのですが、書いてみたいと思います。 ※敬称略 青崎有吾 彩瀬まる 逸木裕 伊藤朱里 大崎梢 乙一 壁井ユカコ 河野太郎 小嶋陽太郎 坂木司 白河三兎 住野よる 瀬尾まいこ 知念実希人 中田永一 似鳥鶏 額賀澪 宮田愛萌 森見登美彦 雪舟えま 山白朝子 米澤穂信  10代の頃は、 草野たき 梨屋アリエ 令丈ヒロ子 あたりのYAが好きでした。  この作家さんが好

          【推し遍歴】〜番外(作家)編〜

          【歌詞】『続くだけ』

          頭上を鳥が飛び交う 群れをなして 逸れ者は電線のうえで眺めるだけ ぼくはどっちだ どっちだ 歩道に転がっている ぺしゃんこピンクのエナジードリンク 誰かの生活を覗いてしまった気分 上を向いてたって涙は流れる 冬の風が乾かしてくれる 一斉に羽ばたいてゆく 一人ぼっちの何が悪い? ここで立ち止まり ただ生きている 昨日も明日も変わらぬ今日が続くだけ 十字路 人が行き交う ぶつからずに 怖がりは電柱の陰で怯えている ぼくはだってさ だってさ コートのポケットの中 溶けてる

          【歌詞】『続くだけ』

          【歌詞】『ネオン』

          ハイヒール 冷えた足首 お城みたいな休憩所 煙る街の水銀灯 群がるのは虫だけじゃない まともで居れたらよかったけれど まともじゃないからここで彷徨って ネオンサインが切れて お先真っ暗 幸せは幾らで買えますか 何処にぶつけた 膝の痣 成れの果てには傷だらけ 私は今日も眠れない 缶ビール 冷えた指先 無料を謳う案内所 咲いた華の笑い声 吐き気がする路地裏 独り 能ある鷹は爪を隠すが 能ない私は爪を剥き出しで ネオンサインが消えて影も見えない お迎えに来るのは誰ですか

          【歌詞】『ネオン』

          【歌詞】『反則』

          一度飲み込んだ愛の言葉を もう二度と吐き出さないで 使い古しのセリフはきっと 彼女にも言っているから 私だけのものじゃないなら いらない 浅はかな 交流 段々と  深読みの 交遊 内緒の 残りの月 重い瞼に透けていた 一瞬だけ時を止めてみたい 君にキスして私を残したい 忘れられなくなってしまえ 呪い あーあ 痛いの飛んでけ 君も同様 どっかへ飛んでけ それで私に逢いたくなって 焦がれろ 揺れてぼやけてる そんなピントを もう何度合わせてみても 写し続けるフィルムはそっと

          【歌詞】『反則』