【歌詞】『片隅のプシュケ』
君の足音が聞こえなくなって
幾夜が過ぎたのでしょうか
ついに咲かなくなった 金魚草
落下するケサランパサラン
タンスの奥から逃げた幸せ
死んだフリしても
獣は見遁してくれなくて
血の匂いだけが遺留した裏道
君はいつも僕の目を隠していたけれど
僕らが生きてる世界は
そんなに汚いのかな
誤魔化した時に喉が鳴る
その笑い方が好きだった
今でも君の気配を感じてる
電波を受け取らなくなった時計は
12時で待ちぼうけ
霞の中で僕が
見たのは枯れ尾花
君はいつか月へ帰ってゆくのだろうと
僕だけ置き去り 夜空で
涕を零さないで
おしゃべりな君が息を継ぐ
その瞬間さえ覚えてる 好きだから
君はいつも僕の目を隠していたけれど
僕らが生きてる世界は
そんなに汚いのかな
誤魔化した時に喉が鳴る
その笑い方が好きだった
今でも君の気配を感じてる
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