【エッセイ】夏のカレー🍛
夏休みの定番昼食と聞いて思い浮かぶのは、カレーライスだろう
午前中は学校で行われる水泳教室でクタクタになるまで泳ぎ、家に帰ったらよく冷えた水と一緒にカレーを食べて昼寝して、起きたら宿題に取り掛かるのだ
そんな夏休みを思い出す
カレーは母が作る日もあれば近所のラーメン屋から出前したカレーの日もある
夏のカレーは格別うまい
今日、暑さと食欲不振を吹き飛ばすべく、カレーを作ってみた
ルーを作る際、レシピでは「トマト缶」とあるが我が家ではケチャップとトマト1/2をしようとする
トマト缶がどうにも苦手なのだ
エスビー食品の赤缶、スパイス数種類、おろしにんにく、おろし生姜、塩でルーを完成させたらしめじと取りにくいを炒め、鶏肉に火が通ったらじゃがいもと水を入れて弱火で30分以上煮込む
後はコンソメなどで味付けして、納得の出来になったらしばらく寝かせ、サラダとスープと一緒に食べるのだ
らっきょうも福神漬も苦手意識なので、トッピングはない
我ながら美味しくできたと作るたびに思う
それなのに、どうしてだろう
あの夏の日のカレーと比べると、どうしてもあちらをカレーが恋しく感じられてしまうのだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?