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読書記録『海をあげる』

先日、上間陽子さん著『海をあげる』を読み、涙が止まらなくなりました。

『海をあげる』
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沖縄で生まれ育った著者の自伝に加え、著者が調査してきた若年女性が直面する社会的困難や、米軍基地と隣り合わせの生活のリアルが描かれています。てっきりフィクション小説だと思い込んで読んでいましたが、これはノンフィクションであることを読み終わってから知りました。

さて、『海をあげる』の冒頭、離婚を目の前に著者がご飯が食べれないほど辛かったとき、多様な友人何人かが話をただただ聞いてくれて、ある友人なんて海外から一時帰国してイタリア料理作ってくれて、、、というエピソードが出てきます。

そういえば、私自身もこうしていろんな友達に助けられてきました。

20代に失恋したときに、大学時代の友人が「ごはんいくよー」と誘ってくれて、ただ話きいてくれて、おまけにお土産にパン持たせてくれたなぁw
30代前半で出産、子育て、仕事、家族関係、といろんな壁にぶつかったときも、同世代の友人はもちろん、昔の家庭教師の先生とか、当時の保育園のママ友などが話をきいてくれて、やはりご飯を一緒に食べてくれました。
今も同じです。朝のクラハやリアルイベントなどで、塾の皆さんにも相当様々な話をきいていただいています。

そして、私も同じように誰かがつらいときは話をきいてあげることくらいならできているかな?せめて話きくだけでも、と話をきくようにしています。

多様な人とつながり、お互いに助け合える状態が、私にとって「幸福」の重要な要素のようです。

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