あいうえおより先にABCから覚えたっていいじゃない (息子2歳3ヶ月)
ある日突然、息子が歌い始めた。
息子「エー、ビィー、ティー、ディー、イー、エフ、ジー〜♪」
「エイティ、アイ、ジェー、ケー、ウォゥウォゥウォ〜♪」
私「…!!ABCのうた歌ってる!??」
息子は現在2歳3ヶ月、お喋りが遅めであいうえおはまだ分からず喋れる日本語はというと「おいしー」くらい。
以前もnoteで話したことがあるが、我が家は日本人夫婦、日本在住、留学経験なしの純日本人夫婦の家庭である。
よって、当たり前だが息子に話しかける言葉はほぼ日本語である。
こどもちゃれんじのあいうえおソングだって聞かせてるし、大好きなしまじろうのDVDは日本語でも英語でも見させている。
そんな中、英語を好きになった息子がはじめに覚えた文字はABCだった。
単にABCのうたが好きになったのかと思って子供部屋に貼ってあるアルファベットの一覧表をランダムに指差しで「これはなに?」と聞いてみた。
するといつの間にかAからZ全てのアルファベットを読めるようになっていたのだ。
息子は週3日モンテッソーリを基盤としたイングリッシュスクールに通っている。
でも逆を言えば彼は週4日はほぼ日本語の環境で過ごしているのにも関わらず、ひらがなの48文字よりも先にアルファベットの26文字を先に覚えた。
単に文字数だけで見るとアルファベットの方が数が少ないからそりゃあそうでしょって感じもするけれど、文字を理解し始めると様々な場所に散らばって書いてあるアルファベットが気になるようになり、単語を覚えることに拍車がかかってどんどん話せる英単語が増えているように感じる。
最近のお気に入りワードは「Train(電車)」。
発音が親と違い完全にネイティブでテレビで電車が映るたびに指を差して「テゥレイン!」と伝えてくる。
今の所、ひらがなにはあまり興味がないけれど親の言っていることは理解できている。正月に帰省したときには、じいじばあばとも楽しそうにコミュニケーションをとっていた。
日本語が理解できていないのではなく、彼は英語が好きなのだ。日に日にそれが立証されていく。
かつて誰かが「字を教えるなら、アルファベットから教えた方がいいよ」と言っていたことがあった。
まさにアルファベットは画数も少ないしシンプルな形なのでひらがなより覚えやすいのだ。
いつかはあいうえおだって覚えなきゃいけない。
でも日本にいる以上あいうえおは嫌でも習う日が来る。
算数だってそうだ。
最近ではインド系インターナショナルスクールが算数に力を入れていることで話題になったりしているが、インド式掛け算は日本の九九とは違い、20✕20までを覚えさせる。
我が家も九九をやらせるなら20✕20までを覚えさせたい。その方が計算が断然楽なはずだ。
いつか使うものは早く覚えたもの勝ちという考えに私は賛同している。
でもアルファベットも英語も九九も漢字だって覚えただけでは意味がない。
全てツールでしかないが、そのツールを使いこなすことができたときその先の先を切り拓くことができる。
興味というもの芋づる式に物事を覚えさせる。
興味があるからその先も気になるのだ。
ものごとを覚える順番なんて関係ない。
ひとつ理解するとその先がまた広がる。
息子よ、その調子で好きなことからぐんぐん吸収し、その先の先を自分で切り拓いてくれ!
最近そう思う。
それでは(^_-)☆
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