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「やりたくないことをやらない」vs「エッジを超えろ」

こんにちは。櫻子です。
ヨガ指導歴17年、ママ歴15年です。

できることだけどなかなかの負担がかかるからやりたくないなーと考えていることを、思い切って(しぶしぶ?)やってみたら、思いの外喜んでもらえて、よかったなー、スピ界やビジネス界で言われる「エッジを超えていけ(やりたくないことこそやってみる価値あり)」というのは本当なんだなーと実感したことを書きます。

どこまで書いたら伝わりやすいのか?がよくわからないので、結構細かく状況を書きますが、へぇそうなの、と軽く読んでみてください。

「やりたくないことはやらない」がチクチクする

以前カウンセラーさんに「やりたくないことはやらない方がいいですよ。"やりたくないのに"という意識が発信されちゃうから。"やりたくない"が宇宙にこだまします。相手にもそれが伝わります。結局は意識が全てですから」と諭されたことがあります。

当時はやりたいことを見失っていて、とにかくやらなくてはならないことをこなすだけで精一杯、消耗しまくりの時期でした。

やりたくないこと(主に家事)しかやってないけど?だって期待されてることはやらないとならないでしょ?やりたくないことやらないって、何?

と思い、それがずっと小さなトゲとなって引っかかっています。

「やりたくないことはやらない」「心からやりたいことをやる!」というのは憧れです。
本当にやりたいことってなんだろう。それをやったら人生ってどんだけすごくなるんだろう?
探索し続ける日々です。

ママのためのヨガを始めた背景

先日15になった中3男子が生まれてからしばらくは精神的にまいっていた毎日を過ごしていて、「一瞬でいいから自分の時間が欲しい」ばかり考えてました。

大きな音に弱い、人の手を借りるのが苦手な種類の人間には、子育てはむつかしい。なかなかきつい時期でした。

息子くんが7ヶ月くらいの時、「ヨガをしなければダメになる」という強迫観念に迫られて、子ども同伴ヨガを探し出して電車に乗って結構遠くまで行きました。

とっても親切にしてもらったけど、まとわりついてくる息子くん、むずがる息子くんを置いておけない人種には、同伴ヨガはフラストレーションしかありませんでした。「これはヨガじゃない。わたしの時間が欲しい!」

この経験で、「ママには一人になれる時間がなくちゃだめだ。ママはヨガをした方がいい」という思いが強まりました。

そして、スタジオでのヨガの仕事に復帰してからも切実な思いを温め続け、10年後に 子ども別室・託児OKママヨガを地元でスタートしたのでした。
自分時間が嬉しい!スッキリする!家族に優しくなれるw、というお声をいただいて、今年、2023年の夏至に5周年を迎えました(ワーワー)。

ということで、託児が可能なママヨガ活動をするのは、わたしにとってまさに「やりたいこと」でした。

基本やりたいことは「ママの自分時間を作って、ママの余裕を育み、結果、みんなが子どもをめっちゃ可愛く思える世界にする」なので、託児ヨガは楽しい時間です。

やれるけどやりたくない 同伴ヨガ

ですが、ママヨガといえば基本こどもと一緒なので同伴ヨガをしていたことがあります。

ママはスッキリする、ベビも楽しく過ごせる、そんな時間を過ごすことができるようになんとかベビが泣かないヨガを開発して、喜んでもらえるようにはなってました。

でも、自分のせいでベビが泣くのが超苦手なわたしは気を使いすぎてヘトヘトになってしまうので、実は「やりたくないこと」でした。

なので、コロナ渦を受けて、やめてしまいました。
なぜかベビちゃんたちは他のママのペットボトルが大好きなので、、とよい言い訳が見つかったので。

やりたくないこと、やらない方がいいんでしょ?

でも、ずっと引っかかっていて。

わたしは、子どもが笑ったり泣いたり子どもらしく自己表現をできる世界が理想で、そのためにはママの余裕が基盤という思いでママヨガ活動をしています。

自分が「いい子」を演じるのが得意な子どもらしくない子どもだったのと、余裕がないためにほぼ子育てを楽しめなかった母と自分が重なるためです。

で、子連れに冷たい環境には憤りを感じます。
例えば公園のそばに住んでて「子どもがうるさい!」という苦情をいう人がいるとか聞くとめちゃめちゃ憤慨します。日本の宝だろーが!

なのに、わたしは子どもを連れてきていいママヨガを「やりたくないから」やってませんでした。

できるのに。

やりたくないけどやってみた同伴ヨガ

コロナが5類になって、マスクを外すママが増えてきて、ママヨガが5周年を迎えて、なんとなく、「ベビーと一緒ヨガ再開」というニュースを書いてみました。

まー、すぐ来るとは思わないけどねーw
と思っていたら、託児ヨガの予約をしてはキャンセルを繰り返すママさんから速攻にお申し込みがあり、マジですか!?と怯みましたが、「やりたくないけど、、、」と思いつつ、開催しました。

そしたらね、とーっても喜んで貰えたんです。

「この子が人見知りが激しくなって、預けるのは気が引けて、、でも身体中ガチガチで、、、すーごいスッキリしました。ありがとうございます!!」
ものすごい笑顔をいただいて「来週もお願いします!!」と。
たった30分だけだったのに。

もちろんいっぱい気を使ったし、正直、マンツーだったせいもあって報酬は割に合わない金額ではあるんですけど。

「やりたくないこと」でも、本当に嬉しい!という意識を生み出すことにつながったんだなぁって、「やりたくないことやらない方がいい」トゲが、ちょっと丸くなりました。

「やりたくないこと」が本当にやりたいママの笑顔の引き出すことに繋がりました。

「やりたくないこと」をやってみた結果、わたしと参加したママさん(と多分ベビちゃん)の「やってよかった!」「楽しかった!」「らんらん🎵」が宇宙にこだましたのです。

「やりたくないこと」を見極めろ

実は、最近読んでいる星使いモッくまくんのメルマガで「恐怖を感じる挑戦はやらない方がいい」というメッセージが届いていて、「やりたくないことやらない方がいい」トゲに引っかかってました。
元々「エッジを超えていけ派」だったモッくまくんが恐怖を無視して挑戦した結果、失敗し、「失敗したときに人のせいにしてしまう」と身をもって知ったそうです。

今回、たまたま失敗しなかったからよかったのかも?

でも、わたしの「やりたくないこと」は「やってよかった」ことに変化しました。
「やりたくないこと」でもしあわせを生み出すことにつながりました。

この「やりたくないこと」って、超えていくエッジだったんだな。

「やりたくない」のが単なる怠惰な意識から来ているなら、成長へのビビりが影響しているなら、挑戦する価値はあるのかも。

そして、本当に「やりたいこと」につながっている「やりたくないこと」はエイヤーとやってみたら、挑戦した分違う景色が見えてくる。

要は「やりたくないこと」はそのまま放置しないで、もうちょい深堀してみて、その「やりたくない」はどこから来てるの?どこへ向かうの?という探索をしてみるのが自己認識、ひいては自分の成長につながるのかなと気づきました。

「やりたくないこと」をやって見た結果、本当の「やりたいこと」が色鮮やかになりましたよー、というお話しでした。

読んでくださってありがとうございました!

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