"あなただけの時間"の重要性〜小学生Cさんのエピソードを添えて〜
こんにちは!
三度の飯よりオーバーオール!ろーたす理事長の松下です!
※毎日更新は無理そうです!笑
いやー、なんか忙しくないですか?笑
インターネットが普及して、スマホもできて、世の中は物凄く便利になっているはずなのに、なんだか逆に忙しくなっている気がする。。。
そんなことを考えているのは、僕だけじゃなないと思います。
そして共働き世代が増えて、核家族化が進行して、なかなか子どもと過ごす暇もなくお忙しくされているご家庭もあることと思います。
そんな僕も奥さんとなかなか話す時間が、、、
すみません!笑 奥様!笑
『家おってもYouTubeしか見てないやん!』とはもう言わさないようにします!笑
今日は『子どもと1対1の時間を確保するのって大事だなあ〜』と感じたエピソードについて、書いていきたいと思います。
ろーたすではフリースクール以外にも、日本財団さんから助成を受けて子どもの居場所事業『ろーたすアフタースクール』を週3回開いています。
そこでは、学校に行ってる子も行ってない子も、みんな一緒に遊んだり夜ご飯を食べています。
そこに通っているCちゃん。彼女は4人兄妹の長女。とても優しい性格で、しっかりしており、いつも弟・妹の面倒を見てくれる"とてもいいお姉さん"です。
でも、、、お勉強は大嫌い。笑
真面目な子なので取り組みはするのですが、学校の宿題を終わらせるのにもかなり時間がかかります。
特に算数は本人が得意でないこともあり、かなり大嫌いで、教科書もできれば見たくないほど。一生懸命やるのですが成績も振るいませんでした。
『なんだか最近Cちゃん元気がないんです』とスタッフから報告を聞いて
しばらくすると、Cちゃんはろーたすに来なくなりました。。。
いま思うと、家でもろーたすでも弟・妹に囲まれて『ずっとお姉さんでいなければならない』ことに疲れていたんだろうなあと思います。
スタッフと話しをして、お母さんにろーたすの塾へCちゃんを通わせてもらえないかお願いをしました。
Cちゃんがお姉さんで居なくてもいい、Cちゃんだけの時間を取ってあげたいというのが理由でした。
お母さんは快く了承してくださり、Cちゃんは週1回1時間スタッフと1対1で勉強することになりました。
Cちゃんは勉強があまり好きではありませんが、とてもコツコツ努力をする子です。自分でも、もう少し勉強を頑張りたかったようです。
塾での勉強が始まってからというもの本来の時間を過ぎても勉強をしている姿が目立ちました。これには『あんなに勉強が嫌いだったのに』と、スタッフも驚いていました。
更には宿題も絶対終わらせてくるし、次第に、苦手だった算数にも一生懸命取り組めるようになりました。
毎回の100マス計算は、努力の甲斐あって、当初の半分の時間で取り組めるように。
そしてある日の三者懇談で、担任の先生にCちゃんは。
と言われ、その一言で懇談が終わったほどです。
Cちゃんもそれが自信になり、勉強に向き合うようになり、いまでは自分でお母さんに『もっと勉強したいから』と教材を買ってほしいとお願いするほど。
入学前なのにも関わらず、英語・数学の中学生範囲に取り組んでもいます。
子どもも大人もどれだけ時代が進んでも所詮は人間。最先端の技術よりも人との繋がり方・関わり方が人間には重要で、それでこそ人間は大きく成長できるんだなと心から実感しています。
子どもから学ぶことは本当に多いなあと日々勉強させてもらえます。
僕も、YouTubeよりも奥さんとの時間を大事にしたいと思います。(笑)
NPO法人ろーたす 理事長 松下祥貴
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