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SalesForceとKintoneどっちがいい?

概要

私はSalesForce使用している会社から、Kintoneをメインで使用している会社へ転職しました。
その際思ったSalesForceとKintoneの使用感と開発や運用保守などについて記載してきます。
ざっくりメリット・デメリットをそれぞれ列挙して行きます。
システム選定の際の参考にして頂ければと思います。
あくまでも個人的見解です。
その他、意見等あればTwitterの方にご連絡ください。

【それぞれの使用歴】
SalesForce:2年(システム設計・運用保守)
Kintone:半年(データのメンテナンス業務が主)

メリット

SalesForce

  1. セキュリティ設定が細く可能

  2. データを一括インポートした際に、1件ごとに成功か失敗したかのレポート出力が出来る→間違えても、ロールバックしやすい(しないことが望ましいけど)

  3. ゴミ箱が2段階になっているので安心

  4. SandBox機能を手軽に使える

  5. SandBoxから1カラムごとや1設定ごとにデプロイ可能で使いやすい

  6. ゲストユーザー的なアカウントは無料(コミュニティーライセンス)

  7. データベースの項目を作るのが比較的簡単にできる 

  8. 学習サイトが充実している

  9. チェックボタンでアカウントの有効無効が可能

  10. 海外での使用も多いので、プラグインが豊富

  11. データをインポートする際にマッピングデータがあると自動でマッピングしてくれる(定期的や何回もインポートするデータの場合はかなり便利)

Kintone

  1. 料金体系がシンプル

  2. 設定が簡単

  3. 比較的簡単に導入ができる

  4. 日本製なので、ドキュメントが基本日本語

  5. JavaScriptが実行可能(比較的簡単に拡張できる)

  6. 初期設定だけすれば、すぐに使用可能?

  7. 比較的簡単にアプリが作成可能

デメリット

SalesForce

  1. ライセンス形態が複雑

  2. ライセンス費が高い

  3. 初期開発を行わないと、すぐには使えない

  4. 初期開発はベンダーにお願いしないと開発がほぼ不可能

  5. 運用メンテナンスも、ある程度知識がないと無理

  6. Salesforce独自のApexという言語を習得が必要な場合がある

Kintone

  1. インポートの際の詳細レポートが出力出来ない

  2. セキュリティ設定が細かく出来ない

  3. 設定が細かく出来ない

  4. 「アカウントを無効=削除」になってしまう

  5. ゲストユーザーも有料プランしかない

  6. 規模が大きくなった際にスケールしづらい

  7. 項目設定画面の「フィールドコード」が全角なので、計算式で使う際に少々手間

最後に

最初にも記載した通り、今回書いたのはあくまで個人的意見です。
また、どちらにもメリット・デメリットあり会社ごとの状況により最善の選択をしていただくのが良いと思います。←これが結論
ご質問等ございましたらTwitterのDMまでお願いします。(その他、「このツールどうなの?」などもご質問頂ければと思います。)
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