足首骨折の記録_3か月まとめ(手術後90日)_24
2022年 6/15 水曜日
術後3か月記念なので、何か記しておこうかと思ったんだけど、特になかった…
前回の記事にも書いた通り、リハビリは一進一退で、個人的感覚としては進化スピードがだいぶ遅くなった感じ。
RPGでプレイヤーレベルアップは後半になるほど遅いってのと似てる
そんなわけでちょっと振り返りをしようかと
①見た目の変化
この足の差を見てほしい…
色がまず違う。
撮影時間帯の差も多少はあるんだけど、画像の通り、肌色は相当変化した。
最初はもう全体的に赤味がかっていて、両足並べてもわかりやすく「別人か?!」感。
それと太さ
思い出すのもいやなくらい、本当に腫れてた…
左の写真、これでも受傷直後に比べたらだいぶ腫れとむくみがおさまって、足指がかろうじて分かるようになってきた状態。
受傷直後はもっともっと腫れていたのだ。恐ろしい。
正直、「足が破裂するのでは…」と真面目に危惧したくらいだった。
それと比較すれば、右の現在の足は普通に人間の足って感じだ!
あと、皮膚も受傷直後はびろびろ。
これもなんでなのか明確に医師に説明受けなかったけど、憶測するに炎症による腫れとむくみで皮膚がかなりのびのびになってしまい、収縮する過程で肌がめっちゃ荒れるんではないかと思っている。
かっさかさなのにぶよぶよっていう、よく分からない状態になっていた。
それも3か月経過現在、普通に人間の肌に戻ってきている。
②足首の機能の変化
まず、受傷直後3月は90度にするのも難しかったし、何より固定しないといけなかったので動かすことさえできなかった。
今はリハビリ頑張ったおかげで90度からマイナス5度曲げられるようになった。
③足裏筋肉の増強
今も「改善された」とは言い難いが、とにかく足の親指部分が痛かった。
痛みで全く力が入らない状態が続いていた。
歩くって、本当にたくさんの部分の筋肉を動かして行われていて、小指を骨折しただけで歩行が困難になるのは有名な話だけど、私の場合もまさにそう。
骨折したところは足首(腓骨遠位端)だけど、受傷個所よりも固定期間にすっかりなくなってしまった足の筋肉を取り戻すためのリハビリが超痛い。
何故痛いのかいまいちシステムが理解できてないが、とにかくリハビリとは、「痛くてもここの筋肉作りましょう!」って作業なんだな。
で、3か月たって、そこそこ筋肉がついた。
歩行訓練(1日2キロ以上)の他、かかと上げ下げ運動、片足立ち運動、ボールふみふみ運動、足首動かしストレッチ、腰回りストレッチなどこなした結果、ようやく「時々ならぱっと見普通に歩ける」ところまで回復。
階段は上りはok下りはまだ一歩一歩、そろそろと。
雨の日の外出はできない(滑っても踏ん張れないので大転倒につながる)。
でも、まだまだとにかく痛みが強い…
足の甲がめっちゃくちゃ痛い。足の親指も力を入れると痛い。
お医者さんにも理学療法士さんにも相談しているけれど、解決方法は「ひたすらリハビリ」
…このあたり、もう少し医学の進歩でなんとかならんもんなのか…
④精神面
これは怪我から復帰するのと 反 比 例 に 悪 化 。
受傷直後から2か月くらいは、かなり「治っていっている」と実感できていたので、むしろ意欲的に生活していくことが出来る。
しかし2か月→3か月になると、実感できるほどは直ってる感がなくなってくる。
「ひたすら訓練期」に入るので、モチベーションを維持するのがすごく難しくなってくるのだ。
そこそこ日常生活は出来るようになっているからなおさら。
・いつ完全に良くなるのか
・そもそも完全に良くなるのか
・どのくらい痛みを我慢しなければならないか
・いつ腫れが完全になくなるのか
という悩みをぐるぐる頭の中で回している状態で、解決方法は「すべて自分次第(リハビリ次第)」。
医師も理学療法士も明確に上記の疑問に答えてはくれない。
これは変なプレッシャーになる。
それに、社会的にもそろそろ怪我に対する配慮もなくなってくる。いわゆる「病人・怪我人フィルター」が無くなる時期が3か月目なのだった。
足首骨折はポピュラーなわりに経験してる人は少ない怪我。
共感を求めるのも無理だし、甘えてはいられない。
いちいち自分の状況を説明するのも面倒だ。
で、なんとなく不全感と焦りで落ち込むことが増える、と、こういうわけ。
【まとめ】
3か月たって、だいたいこんな状況。
もし今、人生ではじめて骨折して手術をし、「これからどうなるんだ…」と不安な気持ちでいる方が読んでくれていたらこう伝えたい。
「3か月後には、機能的にはこの程度回復します。
でも、この3か月は辛かったり焦ったりして、すごく長く感じることでしょう。そしてリハビリは痛いです。我慢できない痛みではありません。がんばるしかありません。
でも、あなたの気持ちを理解できる仲間はたぶんたくさんネット上にいますよ!!!」
つづく。
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