志望動機のコツ
先日、「持たざる者の闘い方」という記事を書いた時に、今の転職活動において「志望動機が重要である」ということを書きました。
ということで、志望動機が重要な選考基準となる、ある環境保護団体だけでなく、必ず応募書類にはそれを記載していただくことにしているのですが、意外と書き方がわからない方が多いようです。
私も字数を150−200字と指示してしまいましたが、それだと意外と書き足りなかったりして、300−400字くらいは必要かと感じてます。
選考者目線で見ると、「意思が伝わってこない」人が大半であり、なかなか難しいのは確かです。
そこで、書類選考が通った方のレジュメを再度確認し、どういう記載が通りやすいか調べてみました。
①なぜこの会社(団体)に応募するのか
殆どの転職者は、これが希薄であり、「仕事内容」で選ぼうとします。しかし、仕事内容や年収で選んでしまうと、ある壁にぶつかった時、あるいは他から良いオファーがあった時、もしくは根気よく仕事をしなければいけない時、あるいは仕事内容にズレが生じた時に、モチベーションを維持できずに辞めてしまう方が多いというデータがあるようです。ということもあり、
①どうして『この会社の』ポジションに応募するのか。
が重要になります。書類が通過した人はここが明確です。
企業を研究し、どこに興味を持ったのかというよりも、どうしてこの会社でなければいけないのか。仮に他社のほうが条件が良くても、この会社が第一志望にするという「気持ち」を込めて書く必要があります。
②そのポジションに就いたら何を実現したいのか
③そのために何ができるのか。
自分がやりたいこと、それによってどういう貢献ができるのかということが明確な方は、多少転職回数が多くても、スキルが足りなくても、書類が通過している傾向にあります。
企業など選んではいられないと、「数打ちゃ当たる」とばかりにあちこちに応募することよりも、一つのポジションに対し、意思をもって応募されることが、結果的には良い結果をもたらすのではないかと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?