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能力以上に大事なこと

最近、どう考えてもストライクど真ん中というくらい、企業の要件とご経歴がピッタリ。しかもご本人の希望の仕事ともジャストミートしているような方が面接でNGになりました。

正直、驚きました。

企業に細かい理由を伺ったところ、「能力値は高いが、常に転職を伺って、チャンスがきたら移るようなことをしてきている。入社していただいても、何年かしたら、辞めてしまうだろうと思われるから」ということを仰っていました。

違う企業でも同様の理由でNGになる方がいました。

「人生の選択をされるときに、自分の興味に左右されがち。しかも飽きっぽいので一貫性がない」

「頭の回転が早いからか、上手くいかないと思ったら見切るのが早い。当社の営業はじっくりと、時間をかけて、根気よく進めていかなければいけないので不向き」

など、能力などは認めながらも、「すぐに辞めてしまうのではないか」と思われるとNGになります。これは昔からそうですが。

転職理由を伝えるのに「ネガティヴ」であるとNGにされるけど、「ポジティブ」すぎて、他に良い環境があれば逃げてしまうと思われてもNGです。かといって嘘を伝えてもすぐに見透かされます。

一番大事なのは、その会社で辞めない覚悟があるかどうかと思われることです。自分がこの会社で実現させたいことは何か。それに行き着くために、どういう気持ちで転職をしてきたかというストーリーを作ってみましょう。

会社としては定着してくれる人を望むのは当然です。

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