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コミュニケーション力とは…

「コミュ力が高い」という表現を最近耳にすることになりました。昔から仕事をしていればコミュニケーション力の高低については、かなり言われていたことではありますが、一般的にはコミュニケーション能力が高い人は仕事ができるし、低い人は専門職で自己完結ができる職種を除けば、できない人が多いです。

人材紹介の仕事をやって、毎日誰かとメールなり会話なりしていると、実際の仕事は見たことがなくても、その方の「コミュ力」は何となくわかります。

それは丁寧さ、謙虚さ、人当たりや愛想の良さとも異なり、交渉力、調整力、学習力、マネジメント力という部分に関わってくるので、大変重要視しているポイントです。実際にこれが高い人は、内定を獲得しやすいのが事実です。(そういう人は複数社から内定が出てしまうので、こちらの求人で成約しなかったりすることも良くあるのですが。。。苦笑)

でも「コミュ力が高い」という言葉自体が曖昧であり、感覚値に近いものがあり、あまりにも主観的な話の場合が多いです。「コミュ力」というと、「ポジティヴ」さ「明る」さ「話のうま」さ「愛想の良」さなどが挙げられますが、私は全く当てはまらないと思っていますし、別の能力だと思っています。そこで、内定を獲得してきた方で「コミュ力が高く」感じられるポイントを記載したいと思います。重要な順に①から繋げます。

①人の話をよく聞き、理解した上で、気になるポイントを質問してくる。⇒相手の話を理解しようとする姿勢が一丁目一番地だと思います。

②メールに対する返信が早い。当日メールを読んでいない場合でも、翌朝一番で返信してくる。⇒これが遅い人で仕事のできた人にお会いしたことは無いですが、「コミュ力」にもそのまま比例すると思います。

③質問に対して、返答の話が短く要点がまとまった答えが返ってくる。話も短い。話がどんなに下手でも、要点だけは伝わってくる。⇒聞いて要点を理解する人は、相手にも要点を伝えることができるということでしょう。

④話に余裕がある。車のブレーキの「遊び」のような部分が会話に入っている。⇒硬さがなく、冗談をいうくらいの余裕を感じるのです。会話の間の取り方も上手いです。

⑤会話がどちらかの一方通行にならない。常にキャッチボールをしている。⇒なので、思考時間以外に会話が止まることはありません。

⑥人が話している時に「ハイ、ハイ」言わない。でも切れ目で「ハイ」という。つまり呼吸の掴み方がうまい。⇒人が話している時にやたらと相槌を打つ方がいらっしゃいますが、ちゃんと聞いているのか不安になります。でも無反応はもっと印象が悪い。でも「ハイ」のタイミングが上手い人は、「コミュ力」も高いです。

あくまでも一意見ですが、もし面接で何度もダメだったり、人材会社のエージェントの面談が上手くいかないと不満に思われる方は、是非意識してみてください。

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