美容師がSDGsを考える【ヘアサロンの裏方日記♯5】
こんにちは、LORONG広報です。
今日は久しぶりに裏方日記。
最近話題の(?)SDGs。ここ数ヶ月で急激にコマーシャルされるようになった気がするのは私だけでしょうか?「取りに行く情報」から「自然と入ってくる情報」へとカジュアルになった(気がする)今、SDGs素人が美容業界に当てはめて考えてみます。
SDGsとは
SDGsって?がスタートラインになりますが、これはもう説明不要かと。
GW期間はTVでもたくさん特集が組まれたりして、よく目にするチャートになりました。
「持続可能な開発目標」を全世界で共有して、地球を守る・人類が平等に生きることが出来る社会をつくる指針と理解しています。
定められた17の目標は分かりやすく、そして概念的で逆に何すればいいか分かんない、というのが率直な感想です。
美容師として取り組むSDGs
貧困や環境、ジェンダーなど様々な問題がありますが、各コミュニティが自分たちに近い、または強みを持っている課題に取り組んでいくと自分事として積極的に考えられますよね。
何かの団体やコミュニティの一員として考えると、ぐっと身近になるかもしれません。
3. すべての人に健康と福祉を
5. ジェンダー平等を実現しよう
8. 働きがいも経済成長も
美容師に限ったことではありませんが、まずはこの3つかな、と。
すべての人に健康と福祉を
代表的なのは訪問美容でしょうか。福祉の面にも大きく関わる分野です。
LORONGでは訪問美容は行っていませんが、地域密着型のサロンなのでお客様にとっての日常の1ページになっていたり、髪を整えることが心身の健康につながっていればいいな、と願っています。
ジェンダー平等を実現しよう
美容師業界では深刻な問題です。
長時間労働がベースにあるため、体力面・妊娠出産などのライフイベントの面などから女性にハンデを負わせがちです。「おしゃれ・トレンド」も重要なキーワードであるが故、年齢もハンデの一つになりがちな美容師は、職業人生が短いイメージであることも悲しい現実。
ちなみにLORONGでは女性もたくさん活躍しています。ママさん美容師も。どんな美容師にとっても働きやすい環境にしたいと現在も試行錯誤中です。意図せずSDGsに一役買ってたのは喜ばしい事です。
働きがいも経済成長も
先述のジェンダー平等の内容と重複する部分が多いですが、美容師という職業は「やりがいの搾取」によって成り立っている一面があります。
社会的にも地位が高いとは言えませんが、仕方ないと諦めず改善にも意欲的に取り組んでいます。一般企業と比較したらまだまだですが、少しずつ叶えられているかな、と。
一企業なのでもちろん企業成長・経済成長も忘れていません。だからこそ、スタッフの働きがいも守りつつ企業を成長させる難しさに直面しているのもまた事実。スクラップ&ビルドでより良くしていきます!
仕事人として考えると身近になるかも
今回初めてSDGsという大局についてアウトプットしてみました。難しい…。
でも自分事として考えることだけでも見方が変わった気がしますし、職業人として考えるとより一層具体的に現状把握するきっかけになった気がします。
関係ない人がいない問題、って結構すごいですよね。
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