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わたしがルークスを選んだ理由①|ホタカインタビュー

※この記事は2020/02/05の投稿の再掲載です。

「わたしがルークスを選んだ理由」 

地方の公立高校に通っていたホタカは、上京してルークスに通うことを決断。

彼女が転校する事に決めた理由から、ルークスで感じていること、将来について考えていることを聞きました。

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なんでルークスに入ろうと思ったの?

私は群馬県の公立高校に通っていたんだけど、「このままあと2年ここに居て良いのかな?」って疑問に思うようになった。

”自分の好きなことをやる”っていうのは、あくまでも学生として、将来に繋がるような可能性が広がることをすべきだと私は思っていたんだけど、周りの生徒は目の前のこと、楽しいことを満たしてそれで終わりという人が多かった。

自分で何をしたいか考えている人は少なく思えた。

校則が厳しいのはまだいいとしても、教師は誰も厳しさの正当な理由を教えようとしていなかったように思う。

大学への進学率を上げようとしているのも見え見えで、大学を出た後のことは考えてない感じがすごく嫌だった。

知識を頭に叩き込んで、テスト受けて、すぐに忘れてのサイクルの勉強に意味があるのかな。ほかに学べることがあるならそっちに行きたいなと思った。

転校しようと思った時に、元々興味があった絵やグラフィックを専門的に出来る学校も真剣に考えた。でも将来仕事にすることを考えると、天才がいっぱい居る中で同じ土俵に立てる気もしなかったし、そんな中で自分に何が出来るかなって考えた時に、色々なことを学べるところ、やりたいことを応援してくれるところを探したらルークスにたどり着いた。あと、奨学金があったのも大きかった。

ルークスに入学してみて実際どうだった?

1学期から2学期にかけては正直カオスだったし、当初の希望を持ち続けているかといわれたらそうではない。

しかし規則の束縛や今までの人間関係がリセットされた環境で、改めて自分がどういった存在か何度も考える一年になった。規範や頼れるもののない場所に放り出された時、その不安を埋めるには自分を指針にするしかないからだ。

今までは「やった方がいいと思うこと」と「好きなこと」をずっと切り離して考えていたせいでどちらかを選ぼうと躍起になっていた。
その結果以前の学校を選んだものの、結局は納得できずに辞めることになった。

ルークスに来て一番の学びは自分と向き合えたこと。今の自分は好きなこともやりたいことも仕事にしたいことも切り離す必要などないと思っている。
勉強だけで得られるのが知性ではなく、またそれは様々な人との出会いや経験があるからこそ身につくものだ。

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これからどんなことをやりたい?

去年はまだ自分が何をしたいのかよく分からなかったけど、今はやっぱりグラフィックをやりたい気持ちが強くなってる。普段思ってても言えないことを表現できる手段が、自分にとってはグラフィックや音楽かなと思ってる。

環境問題にも関心がある、というか使命感を感じてる。去年はグローバ気候マーチのデモ行進にルークスの学生と一緒に参加したんだけど、内容というよりは「デモ」ってことで道行く人には見られたし、参加している人も結構お祭り感覚だった。

でも最初はそれで良いと思う。環境問題というと、とっつきにくかったり、活動している人がダサいみたいな風潮もあると思うんだけど、まずとりあえず参加してみて、それが考えるきっかけになれば良いかなって。
グローバル気候マーチのことも、有名なミュージシャンの人が発信したら反響すごかった。そんな風に音楽とか芸術を通して環境問題をカジュアルに感じてもらえるように繋げられたら良いなと思ってる。

後輩たちへ


今いる場所が閉鎖的と感じるのならばまずは動いてみればいい。

踏み出した先で、いつか自分の人生を揺るがすような出会いが絶対にあると私は信じている。

ルークスは今まで関わることのなかったような人たちに出会える場所だ。いろんな人がいて面白いし、普通ってなんだろうってなる。講師陣がぶっ飛んでいるから、色んなことを教えてもらえておもしろい。

自由さがウリの場所ではあるが、それを生かすも殺すも自分次第。学びたいって言ったら色んなことを教えてもらえるし、やろうと思えばなんだってできる。自分を試したいならば絶好の場所だと私は思う。

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