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【あがり症】言わないで欲しい言葉

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回は、
「人前であがってしまった人に対して
言って欲しくない言葉」
をテーマにやっていきたいと思います。


さっそくですが、
皆さんの周りに「あがり症」を
カミングアウトされている方は
いるでしょうか?


たぶん、
ほとんどいないように思います。


それには、
ちゃんと理由があります。


自分の場合を例にすると、

自分があがり症であることは、
国家機密に匹敵するほど、
秘密にしておきたいこと
でしたから、
言えるわけがありませんでした。


ドーン!!


「ホンマかいな?」と
思われるかも知れませんが、
「ホンマ」です。


それくらい、
絶対に隠さないといけない
“究極の弱み” でした。


それを知られるということは、
「人として終わる」
ことに等しい感覚です。


なので、
もし、皆さんの周りで
あがっている人を見ても、
そのことを黙っておいてあげて
欲しいなーと思いまして。。。


ということで、

あがってしまった人に対して
言わないで欲しい言葉を
お伝えします!


それはコチラ↓

「あがってましたね。」
「緊張してましたね。」
「声震えてましたね。」
「手が震えてましたね。」


こういったことを言われると
超絶に傷つきます。


あがり症が
ピークだった頃の私なら、
しばらく出社拒否して
家に閉じこもるレベル
です。


なんなら、
今でも聞きたくない言葉です。


これ、マジです(汗)


なぜ、
それを言ってはいけないのか?


あがり症の方は、
「他人からどう見られるか?」の
アンテナの感度が
スーパーカミオカンデばりなんですね。


それゆえに、
自分の声や体の震えや、
声のうわずりといった、
些細な体の変化を感じた時や、

聞き手の様子に違和感を感じた時に
こう考えます。


「あがっているのがバレたのでは?」と。


そして、
そうなったが最後。


クヨクヨと
あとに引きずり、
妄想と苦悩の無限ループに
叩き落されます。


いわば、
自分自身を厳しくチェックして、
自分を責めるスタイルです。


自分自身に
不幸の手紙を送るスタイルです。


ヘタしたら、
全くミスってなくても
「俺、ミスってたんちゃうん?」と
ミスを作り出すくらいの勢いです。


想像力を働かせ、
0から1を立ち上げる勢いです。


なにも言われなくてもそんな状態なので、

前述のような言葉を聞けば、
100の妄想を立ち上げることになり、
メンタルに大打撃を受けることに
なりかねません。


ですので、
もしあがってしまった人を見ても、

「あがってましたね。」
「緊張してましたね。」
「声震えてましたね。」
「手が震えてましたね。」

と言わないでいただけると
あがり症の方も、ワタクシも嬉しいです!



もし、
そういった方を見た場合は、
そっとしておいてあげるのが
「優しさ」のように思います。


なお、これは
プレゼンやスピーチ練習会等
でも同じです。


そういった言葉を聞けば、
「失敗の許される場所」
と思えなくなりますし、
「失敗体験」の意味づけを
してしまいますから。


今回は以上です。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
自己開示できない理由
自己開示する理由
自己開示のやり方
自己開示の効果(実体験)

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